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舞台を観たい!

  • 2018年12月23日
  • 2018年12月23日

彗星マジック「ポストグラフ」不器用だからこそ

1888年、ポール・ゴーギャンは南フランスのアルルにあったフィンセント・ファン・ゴッホの「黄色い家」で共同生活を送りますが、その生活は9週間で終わりを告げ、ゴッホは自身の耳を切り落とし、それをもったまま売春宿に向かったと言われています。 友人からのお誘いで、前知識なく観劇に。 年内おそらく最後になる […]

  • 2018年12月8日

キャラメルボックス「リトル・ドラマー・ボーイ」昔と今日と未来

仕事に区切りをつけて早めに職場を抜け出して、次の年は最初から仕事を休みにして……21世紀になってから、この季節は新神戸に向かってキャラメルボックスのクリスマス公演を楽しんでいました。 新神戸オリエンタル劇場の閉館を聞いてさみしく思っている冬ですが、キャラメルボックスは今年もちゃんと関西にやってきてく […]

  • 2018年11月3日
  • 2018年11月5日

天王寺区広報紙11月号 幻坂~天王寺七坂~の魅力

天王寺区の広報紙11月号、一昨日発行され、天王寺区役所やJR天王寺駅ほかで手に取ることができます。 今月の表紙は天王寺七坂の美しい風景をとらえています。カメラマンのMさん、さすがいい仕事します。 私が広報担当していたときから「天王寺七坂」は題材にしたいと思っていたので、ようやくタイミングがあって特集 […]

  • 2018年10月20日

劇団レトルト内閣「まつりGORIN」ちょっとだけ前向きになる音楽劇

第1回大阪フリンジフェスティバル参加作品、劇団レトルト内閣の新作、「まつりGORIN」初日を楽しんできました。 大阪フリンジフェスティバルは、イギリスのエディンバラで毎年開催されている世界最大の演劇フェスティバル「エディンバラフェスティバル」のような盛り上がりをめざしています。自主参加型の「エディン […]

  • 2018年10月13日

キャラメルボックス「ながれぼしのきもち」

キャラメルボックス秋の公演は、春に引き続きグリーティングシアター。この時期の公演は、普段行かないところを小規模の人数でまわるグリーティングシアターが定着してきましたが、今回は兵庫県明石市のアワーズホールで。 少し苦い家族劇 氷川圭太は5年間勤めた会社を辞めたばかり。生真面目な性格が災いして仕事を抱え […]

  • 2018年7月22日
  • 2018年7月22日

キャラメルボックス「エンジェルボール」マウンド度胸が素晴らしすぎる

はじめて京都劇場に行ってきました。 劇団四季のミュージカルをやっている劇場というイメージだったんですが、さすがに素敵な劇場ですね。 キャラメルボックスの夏公演「エンジェルボール」は、2016年に第6回広島本大賞小説部門賞を受賞した作品。物語の核になるのはプロ野球。「広島本」らしい題材ですが、そんな作 […]

  • 2018年3月31日

キャラメルボックス「夏への扉」 何もかもが愛おしい

かつてオールタイムSFベストの1位に輝いたこともある(2014年にSFマガジンが創刊700号記念に行った調査では9位でした。1957年に書かれた作品なので、50年以上たってもまだ10位以内にはいっているのも凄いですが)タイムトラベル小説の名作中の名作「夏への扉」。私も中学生の時に福島正実さんの訳で初 […]

  • 2018年3月3日

「夏への扉」が再演されるので、キャラメルボックスの原作物の魅力を書いてみる

私が大好きな演劇集団キャラメルボックス。今月、ロバート・A・ハインライン原作の名作SF「夏への扉」を7年ぶりに再演するんですが、楽しみすぎてついついこんなエントリを書いてみようと思いつきました。 原作物のテレビドラマ化・映画化などというと、特に原作ファンは期待しつつも不安になってしまうもんです。そし […]

  • 2018年1月30日

劇団レトルト内閣「エピメテウスの眼鏡」ほめ育コラボで刺さる音楽劇

今年初観劇は、ほめ育コラボの音楽劇という異色作、劇団レトルト内閣の「エピメテウスの眼鏡」。ん?「ほめ育」とコラボってどういうこと? 人間の欲と弱さと、それでも強さ 『おろかもの募集 好待遇 成功報酬あり』ラーメン屋アルバイトの帰り、怪しい募集につられて向かった雑居ビル。 黒手袋の女が出てきて、こう言 […]

  • 2017年12月31日

キャラメルボックス「ティアーズライン」年末なのにクリスマス

今年最後の観劇は、いつものキャラメルボックス。とはいっても、いつもならそろそろクリスマスソングが聞こえるかなという11月末頃なんですが、今年は年内最後の仕事を終えた翌日の12月29日、しかも場所は行き慣れた新神戸ではなく明石でした。 色々な理由があって、当初は関西公演は「なし」になるところ関係者の尽 […]