爽やかな辛さが光る実力派スパイスカレー＠天満「トムントコ」

関西のカレーシーンを総括する「究極のカレー2017」が今年も発売されました。

選考委員を勤めたお友だちから猛プッシュを受けましたが、もちろん購入しますってばっ！

関西、特に大阪のカレーは今は本当に多種多彩。
特にスパイスカレーの質も量も日本一だと言われています。「究極のカレー2017」でも、数多くの新店が紹介されており、見ているだけでもよだれが垂れてきます。

おかしい。ウチはカレオタやないはずなのに。

たくさん見ていると食べたくなってきたので、自宅から近いお店で新店部門準GPの「トムントコ」に伺ってきました。

お店は天満市場から北側に少し外れたところ。夜はバーをやっているのですが、昼の時間帯は定番の3種類のカレーで勝負ですが、この日は牛すじカレーまであるやないですか……悩む。
結局悩んでラムキーマにすることにしました。

ラムキーマカレー＋卵、パクチー(￥900/￥100/￥100)

さすがのナイスルックスのスパイスカレー。卵のトッピングが目玉で、太陽の塔を模している盛り付けらしいのですが、さすがにパクチーまでトッピングしたら分かりませんね。

キーマと言いますが、シャバシャバとしたルーには挽肉は混ぜられておらずライスの上に添えられている形。ルーは見た目通りしっかりとした辛みがありますが、一番感じるのは爽やかさ。
辛みよりも酸味と旨味がガツンときてバランスの良いスパイスカレーです。

カチュンバル、ライタ、茄子のモージュといった副菜もそれぞれが巧くまとまっており、混ぜ混ぜした時も味が崩れないのは驚異的なこと。

いやぁ、美味しかったぁ。ごちそうさま。