夏休みのアウトプット-ゲーミフィケーション実践(防災・生活保護)

夏休みのアウトプット-ゲーミフィケーション実践(防災・生活保護)

GWぶりのアウトプット。「そんなに忙しいんかいっ!」って言われると、その通りでインプットとブログ以外のアウトプットで精一杯という日々を過ごしています。

ようやくきちんと夏期休暇を取得したので、8月のアウトプットとして、防災と生活保護分野でのゲーミフィケーション型研修のアウトプットをしようと思います。

災害時避難所シミュレーション『トモニ』ジュニア版をリリース

豊中市の「大池子ども防災教室」(大池インパルス)が、夏休みに小学校に止まって防災お泊まり体験をされるということで、知人からお誘いがあり、避難所運営詠シミュレーション『トモニ』を子どもたちにプレイしてもらいました。

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『トモニ』は、大地震発生時の当初一週間の避難所運営を行うゲーミフィケーション教材。私が区役所の防災担当だったときに、避難所に派遣される予定の職員向けに行った紙上訓練(研修)が元になっています。

単に避難者を非難させるだけではなく、避難所と区本部のやりとりや避難所で起こるトラブルに「誰が」対応するのかというようなイベントを盛り込んでいます。

私自身がまだ市職員で教材販売することを考えていないので、基本のカードは作成しておいて、プレイごとにシナリオを地域性や参加者に併せてカスタマイズできるのが強みです。

元々、自治体職員や地域の自主防災組織の方々をプレイヤーとして想定していたので大人向けのゲーミフィケーション教材だったりする訳ですが、今回は小中学生がプレイヤーとのことだったので、避難者の名前をひらがなにしたり、病気や障害などの付随情報を削って単純化したり、避難所の広さを単純化したりとリメイクしました。

ちょっと難しいかもなと思いながらゲームマスターとしてプレイしていただいたのですが、思っていた以上に真剣に楽しんでいただけたようです。

中には、「もう一回やろ。今日、一緒に泊まって明日やろう」などと言ってくれる子もいて、「楽しい!」がちゃんと先に来る体験にできていたかな、と安心しました。

今回、子ども向けとしてリメイクしたこともあって、元の大人向けもバージョンアップできそうです。もしもプレイしたい、させてみたいというご希望がありましたらお問い合わせくださいませ。

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3年目の山口県ケースワーカー研修

大池小で防災士としての活動をした翌日は、今年で3年目になる初任ケースワーカー研修の講師として山口県へ。

公的機関から丸々一日の研修を任せてもらえるというのは名誉な反面、下手なことできないぞと恐れてもいる訳です。初任者向けで毎年受講者は違うとはいえ、毎年同じテーマで話をしていて大丈夫かとビクビクしながら、去年よりも良い内容をと研修資料に手を入れながら臨んでいます。

ケースワーカーの研修というと、特定の疾病や他法他施策の解説だったり、制度理解のための一方的な伝達になることが多いように感じています。そんな中、現場の査察指導員として登壇するからには、普段の仕事を置いて研修参加しているケースワーカーの仕事に「役立つ」内容であることが最優先で、研修に来て良かったなと思ってもらえるようにと、工夫しています。

この日のメニューは4つ。書籍にも記した初任ケースワーカーのためのメンタル維持のための基本的な考え方を講義した後、

  • 事務屋の私からみたケースワーカの仕事の効率化
  • ケースワーカーのバイブル(又は鈍器)『生活保護手帳』の読み方
  • ゲーミフィケーションを活用した実践型事例検討

の3点で行いました。

アイスブレイクに市販されているコミュニケーションゲーム『ito』を使って悩みの共有を行い、ランダム要素を入れたオリジナル教材の『Task Master』でケースワーカーとしての仕事の優先度を考えてもらい、ケースワーカー研修としてのゲーミフィケーションとは何かを理解してもらったあとは、メイン教材の『事例検討RP』で、実際の仕事に近い、そしてやっぱりゲームとして楽しみながら学んでもらいます。

『事例検討RP』は、マーダーミステリー風の「調査」をしながら、課題の解決を図っていくカードゲーム。限られた情報と時間で「やるべきこと」を選んで、チームで結論を出していきます。

今年は、「技能習得費の支給」に関してのシナリオを新作としてリリース。こちらも、受講する方に合わせて問題、カードを作ってやれるのがオリジナル教材の強みです。

生活保護に限らず対人援助の現場では、問題と答えは1対1ではないことを日々痛感させられるので、その間隔をゲームで知ってもらって、どう仕事に落とし込んでいくのかということを考えてもらう一日研修でした。

大阪と山口、働いている場所は違えど同じ生活保護現場で働いている仲間ですが、たった一日の研修で伝えられることはごくわずか。ケースワーカーとして研修が終わったあとに役立つ基盤を伝えられていたら嬉しいです。

研修受講後のアンケートの回答の一部をいただきましたが、伝えたいと思っていることがある程度伝わっている感じ。ありがたいことです。

兼業許可やなんだかんだとうまくいかないこともあるんですが、来年以降もお呼びがかかれば続けたいなと思っていますので、ぜひまた来年も山口の新人ケースワーカーにお会いできるのを楽しみにしています。

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私がこの記事を書いたよ!

があ

があ 男性

大阪生まれ・育ち・勤めの雑食系公務員。 福祉職だと勘違いしている人が大多数ですが下っ端事務職。濃い顔付きから沖縄人やらトルコ人やら間違える人大多数。違う、違うんだよ~

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