上品な辛さと受け継がれる味が素晴らしい@帝国ホテル大阪・カフェ クベール

上品な辛さと受け継がれる味が素晴らしい@帝国ホテル大阪・カフェ クベール

夏になると冷たいものやさっぱりした物が食べたくなるものですが、最近は不思議とカレーを探してしまったりしているのは友人の影響でしょうか?

帝国ホテル大阪の2階にあるカジュアルレストラン「カフェ クベール」で毎年夏の恒例となっているカレーフェアの試食に友人を通じてお招きいただきました。

期間限定(7・8月)で提供されるスペシャルカレーを中心にご紹介します。

オマール海老のグリルカレー(¥4,500)

今回のカレーフェアの目玉になる7月限定の「オマール海老のグリルカレー」。

上質なオマール海老をしっかりとグリルし、華やかな夏野菜と一皿を彩ります。グリルしたオマール海老の香ばしい香りが食欲をそそりますが、カレーソースと別添えになっているアメリケーヌソースを加えることで、海老の香りがグンと増します

海老をつかったカレーというと殻をつかってしっかり出汁を取るなど、海老のうま味を前面に押し出すカレーが多いなか、このカレーはアメリケーヌソースを別添えにすることでバランスを食べる者の好みで変えられ、ベースになる上品なカレーを損なわない絶妙なバランスのカレーに仕上がっています。

キーマカレー(¥2,300)

通常時にも提供しているキーマカレーですが、カレーフェアでは少しアレンジを加えたものがいただけます。

国産牛のバラ肉を丁寧にひいた挽肉と細かく刻んだ野菜をとろみがつくまでしっかりと煮込んだ上品なキーマカレー。

干しぶどうではなくフレッシュなぶどうをつかって、グリルした野菜を添えてあり、うま味の強いカレーとともにいただくとみずみずしい甘味とそれを支えるおいしい辛さにうっとりとします。

チキン入りパネンカレー(¥2,500)

こちらもカレーフェア限定のカレー。ホテルのカレーというと欧風カレーが中心のイメージがしますが、カレーフェアではタイカレーも用意されています。

こちらのカレーはココナッツミルクを使用したタイ南部のカレー。ピーナッツパウダーも使用しており、滑らかな甘味とスパイスの効いた爽やかな辛さが後を引くカレーです。

ご飯もジャポニカ米ではなく、ジャスミンライスが使用されており、鉄器で提供されるカレールートの相性も抜群。

見た目以上にゴロゴロッと鶏肉が煮込まれており、結構なボリュームがあるのがいいですね。

ビーフカレー(¥2,100)

カレーフェア限定ではありませんが、グランドメニューで提供されているビーフカレーはやはり食べて欲しい一皿。

国産牛の肉そのもののうま味が存分に引き出されている「うまいカレー」のお手本のようなカレールーは18種類以上の香辛料を絶妙なバランスで用いており、昭和初期にヨーロッパから持ち帰ったという味はとにかく素晴らしいの一言。

唐辛子などの香辛料が引き出す直線的な辛さではなく、まずうま味、そして奥深いコクとしっかりとした香りが届いた後、じんわりとスパイスで引き出した辛さがやってきます。

最近流行りのスパイス感がしっかりと出たカレーももちろんおいしいのですが、日本のカレーの原点が掴めるような素敵なカレーでした。

期間中はビアカクテル、マンゴーパフェやマンゴーパンケーキなど飲み物やデザートも限定メニューが提供されています。

高級ホテル内と思ってしまうと少し敷居が高く感じてしまいますが、気持ちはカジュアルにぜひ期間内にお試しいただければいかがでしょうか。

店名 カジュアルレストラン カフェ クベール
ジャンル カフェ、ビュッフェ
住所 大阪市北区天満橋1-8-50 帝国ホテル大阪2階
電話番号 06-6881-4885
交通手段 JR大阪環状線・扇町駅より徒歩12分
営業時間 [朝食]6:30~11:00
[ランチ]11:00~14:00
[ディナー]17:00~22:00(Lo.21:30)
定休日 無し
サイト フェア紹介 / 店舗サイト / ぐるなび / 食べログ

私がこの記事を書いたよ!

アバター画像

があ

大阪生まれ・育ち・勤めの雑食系公務員。 福祉職だと勘違いしている人が大多数ですが下っ端事務職。濃い顔付きから沖縄人やらトルコ人やら間違える人大多数。違う、違うんだよ~

トップへ