- 2016年10月27日
ナンでもご飯でも美味しいカレーとたっぷりサラダ@四天王寺前夕陽丘「OLD RIVER」
てっきりブログでとっくに紹介しているものと思っていました。ウチが今の区役所に異動になって、半年間ずっと気になっていて、行……
お友だちのゆっきーさんの誕生日祝いにどこに行こうかなという話をしていて、贅沢するならやっぱり北新地の湯木さんかなと話していたら、湯木さんのセカンドブランド店(実は北新地のお店よりもこちらが先らしいのですが)が肥後橋にあると言うことを知って初訪問。
お店は肥後橋の駅からすぐ近く、APAホテルの隣のビルの地下1階にあります。店内は思っていた以上に落ち着いた良い雰囲気。
この日はせっかくの誕生日祝いということで豪華な鍋をとお願いしてみました。乾杯はシャンパンで。
季節感の美しい前菜の6品。塩雲丹煮こごり、湯木のこのわた、白和え、茶豆とたたみ鰯、ズワイカニ菊花あん、いくら出汁漬け
湯木さん自慢のこのわたに、畳鰯ときたらお酒を飲まずに済みません。大阪のお酒「秋鹿」と一緒に少しずつ摘まみます。
特にビックリしたのがイクラの出汁漬け。イクラの表面が信じられない位に弾力があってプチプチと口の中で弾けます。新鮮すぎて、出汁の香りとイクラ自体の甘味が合わさって一度に食べるのが勿体ないくらい。
白和えはクコの実がのっていますが、合わせてあるのは柿とシャインマスカット。爽やかな香味でこのわたやイクラの濃い味とは違ってすっきりとした気分になります。
お造りはこの日、凄く良い鯛があがったということで、そちらを。大皿にお頭も飾って頂くとその立派さが分かります。2.5kgくらいあったということでした。
扇形の素敵な器に飾って頂いて、身は湯霜造りで。皮と身の間が一番美味いということで、皮をさっと熱湯でさらして、皮まで食べられるようにしています。
甘っ!
鯛の甘味が素晴らしく、口に入れた瞬間笑ってしまいそうな位新鮮です。
お祝いの席ということで、松笠の器で赤飯を。
器も栗も季節を感じますね。ほっこりとした栗を食べながら、同行者と一緒に日本酒を傾けます。美味しいわぁ、ホントに。
揚げ物は松茸と海老の大葉揚げ。ざっくりと切った松茸が分厚くて驚いてしまいます。
銀杏はかなりの大粒。銀杏特有の臭みが全くといって良いほどないので、苦手な人でも食べられるんじゃないでしょうか。とにかく「お酒に合います」。
お刺身だけなんて勿体ないと、鯛をちり鍋に。一人鍋で頂くのですが、身の切り方が……分厚い。
「このくらいの方が鯛の美味しさを味わって頂けると……」
いや、分かるけど……分厚くて贅沢すぎます。
もちろん、目玉など稀少部位も。こちらはあらかじめさっと茹でてあるので、旨味だけを頂くことができます。
メインは……鍋です。すき焼きなんですが……
お皿に山盛りの松茸に宮崎産の黒毛和牛。テーブルの端に居ても松茸の良い香りが漂ってきて、同行者と興奮しっぱなし。
お肉も綺麗なサシが入っていて見惚れてしまいます。
お鍋にこれでもかというほどお肉と松茸を入れて、すき焼きなので卵を絡めて頂きます。
言葉止まりますね。これは。
「松茸をお肉で巻いて食べて見てください」
もう皆黙りこくって集中して食べてますよ。
もちろんお酒もお替わり。戦勝政宗という甘口のお酒で幸せ感満載。
土鍋炊きのご飯を出していただいたので、さらに幸せ感が高まりっぱなし。
「お肉を乗せて丼みたいにしても……」
いいんですか、それっ!
ちょっとお行儀が悪いかと思っていたのですが、許可がでたのでやってみました。松茸すき焼き丼。こんな贅沢な丼は味わったことがないです。炊きたての艶のあるご飯に出汁が染みこんだお肉、野菜、そして松茸。香りも味も最高です。
最後はいつもと違って、バースデーケーキと紅茶で締めくくり。
お店の名前が「ゆきや。」とひらがなにしてあるので、北新地のお店とはかなり違うのかなと思っていたらそんなことはなく、湯木さんらしい素晴らしい料理でした。
駅からも近く、座敷も最大で28名の対応ができるとのこと。5,000円からのリーズナブルな価格での懐石もあるうえに、一品料理でも頼めるので忘年会などでも使いやすいんじゃないでしょうか。
本当に素晴らしい誕生日祝いに使わせて頂いてありがとうございました。
店名 | 肥後橋ゆきや。 |
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ジャンル | 懐石料理、日本料理 |
住所 | 大阪市西区土佐堀1-2-10 山文ビルB1F |
電話番号 | (06)6441-1190 |
交通手段 | 地下鉄四つ橋線・肥後橋駅より徒歩1分 |
営業時間 | 11:30~14:00(LO.13:30) 17:00~22:00(LO.21:30) |
定休日 | 日曜、祝日 |
サイト | ホームページ facebook |
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