メシコレさんとの1年を振り返る

年末ですね、師走ですね。そろそろ順番に忘年会やらが始まる今日この頃。
昨年秋からキュレーターとして参加させていただいている食通の厳選グルメマガジン「メシコレ」

忘年会一発目はメシコレの関西在住キュレーター忘年会です。
場所は「リストランテ ル・ミディ ひらまつ」、珍しく正装でということでしたが、仕事帰りなのでスーツでOK。キュレーターの中には、会場までの道中で衣装を購入して登場という普段の懇親会ではあり得ないことも起こっていました。

まずはこの日のお料理を……

ちょっと書きたいこともあるけれど、せっかくの素敵なお店での席をご用意いただいたので、いつも通り、お料理の方のレビューをば。

Antipasti misti-cinque diversi tipi

前菜は5種の盛り合わせ。肉もチーズも上質、一口ごとに食感も味も差を付けているので、出していただいた白ワインと良く合っています。

Passata di verdure di stagione

季節のポタージュスープは金時の甘さが際立つ一皿。チップにしたもの甘さと、スープそのものの甘さが上品で、素直に美味しいねといえるポタージュ。

tagliolini alla salsa pomodoro “SAKURAEBI”

パスタは桜エビの香りをしっかりとトマトソースに合わせた自家製のタリオリーニ。
これもトマトの甘みと酸味がきちんとしたバランスで提供されており、あくまでも上品なパスタ。

Arosto di vittelo con patate gratinate e porcini

メインは仔牛の塩竃ロースと。ポルチーニ茸とジャガイモのグラティナートが添えられています。塩竃らしい絶妙の焼き加減と、味覚よりも嗅覚に訴える香りが強いソース。素敵ですね。

Monte Bianco

デザートはル・ミディスタイルのモンブラン。ふわっとしたエスプーマのような泡の中にベリーソースや食感の異なるデザートを隠し込んでいるあたりがなかなか面白いです。あっさりとしたモンブランなので、ちょっと好みは分かれるかも。

全体的に美しく上品な味付け。私のようなおじさんには、ちょっとクセがあった方が好きかなぁという感じです。でも、お店の雰囲気が良いので、若者がちょっと背伸びして料理を楽しむにはいいのかも。

今年一年を振り返り

「メシコレ」のキュレーターはそれぞれ担当分野を持っています。ウチであれば「大阪のランチ」。カレー、中華、お酒、パン、ハンバーガー、スイーツ、色んな分野に詳しいキュレーターが集まる懇親会は話しているだけで楽しくて仕方ありません。

この日は、メシコレ編集部の方から2016Awardの発表も。A3にプリントした紙芝居風の発表は手作り感たっぷりで素敵です。
ウチは関係ないよねと思っていたら、たくさんレビューを投稿したということで「敢闘賞」を頂きました。賞品は、ぐるなびさんが提携しているミシュランガイド2017京都･大阪版。ぐるなびのロゴの入った非売品だそうで。
ミシュランガイドは実は全く購入したことがないのですが、せっかくなので読んで来年中には一つ二つくらいは訪れてみますか……星付きはやっぱり敷居が高いのでビブグルマンかな。

ちなみに今年の関西キュレーターが書いた記事の中で最高PVを獲得したのはべんきちどんぶりさん。美味しいベーカリーを紹介し続けていて、特にまとめ記事が凄く役立ちます。彼のおかげで、どれだけウチの「行ってみたい」ブックマークが増え続けていることか。

最近は、悪質な某まとめ(パクリ)サイトの影響もあって、キュレーターとかキュレーションが同一視されそうな風潮が残念ですが、「メシコレ」に参加しているキュレーターは、それぞれが「この店ええねん」「これ美味しいねん」をしっかりと自身でプッシュして、それを編集部が大事に発信しています。
今回参加したキュレーター一人一人に編集部から手渡されたキュレーターコミュニケーションカード、通称「通知表」。手作りで夜なべしてが作ってくださったとのことで、これ結構嬉しかったですね。
大阪の食を発信する自称闘う公務員として、また来年も「メシコレ」さんに協力して、粗悪なパクリサイトやまとめサイトに負けない良いグルメサイトにしていけたらいいなぁ。

メシコレ – 食通お墨つきの美味い店が見つかるグルメアプリ

開発元:株式会社ぐるなび：グルメ検索サイト。個室、クーポン、お店の予約、オススメメニューの口コミ投稿まで。

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