新井美樹「色の辞典」思わず手元に置いてみたくなる色小箱

新井美樹「色の辞典」思わず手元に置いてみたくなる色小箱

オンラインストアで買ったり、所蔵するスペースの問題で電子書籍を買うことも増えましたが、何を買うでなく、ふら~っと書店を訪れたときに、つい目がとまってしまう本があります。

おかしいなぁ、今日は違う本を探しに来たのに……と思いながらも、その本から目が離せなくなって、手に取って表紙の造りに感心して、本を開いてみた瞬間「うわぁ」と声を漏らしてしまう。

と、いう私に衝動買いを促した一冊をご紹介。

この書籍の目次、本文等の写真の掲載について、雷鳥社様より使用許諾をいただきました。ありがとうございます。

箱に入った色鉛筆

写真(本)

シンプルなクラフト紙に、少し柔らかいフォントで「色の辞典」の書名、小さい著者名に“367 colors with illustrations”の文字。

書店に平置きされたこの本に真っ先に目が行って、手に取りました。

8色の色鉛筆が描かれている部分は表紙が切り取られています。

 

写真(本)カバーをずらすと色鉛筆の先端が顔を出します。まるで、色鉛筆の箱から出てきているみたいな感じ。あぁ、素敵だ、これ。

おもちゃが詰まったようなイラスト

写真(目次)

目次はこんな感じ。

8色、一つは白なので黒・白で一つにして7章立て。

それぞれのそれぞれの色の系統ごとに見開きで数色をイラストとともに紹介しています。

写真(水色)

アクア(水色)の紹介なら、イラストはラムネの瓶とともに。

そのページで紹介している色だけがイラストに色づけされており、シンプルで印象的に表現されています。

色はそれぞれに簡単な由来などが示されており、参考にCMYKの数値も記されているので、この色を使ってみたいなぁと思ったらすぐに使えます

写真(歴史上の人物の色)

中にはこんなページも。画家や歴史上の人物の名前がついた色も紹介されています。


配色などを学ぶのには向きませんが、同系統の色が緩やかにまとめられているので、統一感のある配色を考えるのであれば、この本をぱらぱらっとめくって考えるといいんじゃないでしょうか。

とにかく手に取って、「うわぁ」と言って欲しい素敵な「色の辞典」です。

私がこの記事を書いたよ!

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があ

大阪生まれ・育ち・勤めの雑食系公務員。 福祉職だと勘違いしている人が大多数ですが下っ端事務職。濃い顔付きから沖縄人やらトルコ人やら間違える人大多数。違う、違うんだよ~

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