レトロな紙と印刷が新しい@レトロ印刷JAM「紙マーケット」

レトロな紙と印刷が新しい@レトロ印刷JAM「紙マーケット」

豊崎にある印刷屋さんレトロ印刷JAMさんが開催した「紙マーケット」に行ってきました。

レトロ印刷JAMさんは以前は自宅からすぐ近くのところで営業されていて、仕事外のプライベートの名刺、いわゆる二つ目の名刺をここで作ろうとおも思ったことがあるくらい(結果的にメシコレさんに名刺を頂いたので作っていませんが……)の「気になる印刷屋」さんでした。

この「紙マーケット」は今回で3回目。印刷には使えないけど、紙として問題がある訳ではない倉庫に眠っている紙を放出するという私にとってはヨダレがだらだらこぼれそうなくらいの魅力的なイベントです。

さまざまな判型の紙が超格安で!

会場に到着したのは2日目の昼だったので、少しは混雑も和らいでいるかなと思っていたのですが、そんなこともなく大盛況。
入口で段ボールとクリップを持って、気に入った紙をどんどんと挟んでいきます。サイズは大きさや厚さ関係なく10枚100円など格安。大きなサイズだとA2以上のものもあったり、ちいさなものだと葉書サイズくらいのものも。廃番になってしまう紙も売り切りで100枚ほどでまとめて販売しています。

なかには「紙くず箱」と題したテイクフリーの紙も。これは印刷物の裁断時にできる紙の端、「パンの耳」みたいなものですが、トンボ(印刷物の仕上がり寸法や多色刷りの見当を合わせるための目印)だったり、ヌリタシ(仕上りサイズより3mm程度外側まで塗っているもの)が残っていて、これがまた味があるんです。
このカゴ一杯に入っていた「紙くず」も私が行ったときにはほとんどなくなっていました。

紙だけじゃない!

今回は企画を色々と用意されており、一番人気があったのがオリジナルノートの製作。
無線綴じ、めがね綴じ、ミシン綴じ、リングノートと4種類のノートが¥300で。もちろん、ノートに使う紙は選べるので、ページをめくる度に色の違うノートも作れます。

会場となったスペースは普段、ワークスペースとして提供されていて、主にシルクスクリーンでの印刷、製作ができます。


シルクスクリーン用のオリジナルキット「SURIMACCA」は、ブロックパーツを繋ぐことで様々な大きさに対応できる優れもの。実際に「SURIMACCA」でプリントしたTシャツや雑貨が展示されており、紙だけではなくレトロ印刷JAMさんをたっぷり楽しむ事ができます。
シルクスクリーンなんて高校生の時にやって以来していないけど、「SURIMACCA」を見ていると、何か作りたくなっちゃいますね。

あ、「SURIMACCA」のテーマソング、緩すぎて好きです。

「喫茶JAM」で一休み

レトロ印刷JAMさんでフライヤーなどを印刷された飲食店さんなどが参加されていてお弁当やコーヒー、焼き菓子などを販売していました。

私が捕まったのは石川県小松市にあるこまつ町屋文庫さんが販売している世界文学ジャム全集。文学作品になぞらえた名前……「たけくらべりぃ(ミックスベリーのジャム)」、「赤と白(苺ミルクorベリーミルクのジャム)」などネーミングセンスも、瓶の可愛さにも惹かれてついつい「棒っちゃん(加賀棒茶のミルクジャム)」を買ってしまいました。

いやぁ、楽しすぎました。印刷屋さんと関わる機会って、なかなか無いかと思うんですが、こういうイベントやワークショップに参加すると、色んな事を吸収できる気がしますね。

次回は未定らしいですが、色々とワークショップなども開催しているので、レトロ印刷JAMさんはこれからも要チェックです。

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イベント名 第3回紙マーケット
開催期間 2017年4月22日(土)・23日(日)
開催場所 レトロ印刷JAM
サイト ホームページ/Facebook/Twitter/Instagram

私がこの記事を書いたよ!

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があ

大阪生まれ・育ち・勤めの雑食系公務員。 福祉職だと勘違いしている人が大多数ですが下っ端事務職。濃い顔付きから沖縄人やらトルコ人やら間違える人大多数。違う、違うんだよ~

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