- 2017年1月25日
今年は「ウカモ」が来るっ!……鴨@天満「天満鴨バルNegima」
新年会第3弾、で、これでそろそろ打ち止め。これ以外にもいくつかお誘い頂いたんですが参加できないこともあって申し訳ありませ……
少し間があいてしまいました。
「ニッポンごはん旅」3回目。この間、新型コロナはまったく収まる気配がなく、大阪では色々と迷走した結果、2度目の緊急事態宣言で外出自粛になってしまいました。
大阪の魅力の一つである「食」を支える方々が大ダメージを被っています。
「おいしいニッポンを旅しよう!」といニッポンごはん旅で、「大阪に来て、おいしいもの食べてって!」と、喜んで、楽しく伝えられないのが本当に悔しいなぁと思っています。
それでも、大阪の魅力を少しでも感じてもらえて、さらに行きたい、食べたいと思ってもらえれば、こんな中でも意味があるかなということで、しばらくは生活圏内で「大阪の魅力」を低頻度でもご紹介します。
今回は「天神橋筋商店街」。グルメもスポットも南側の天神橋一丁目からご紹介。
[blogcard url=https://gohantabi.jp/article/17474]
天神橋筋商店街は天神橋1丁目から7丁目(アーケードがあるのは6丁目まで)まで続く日本一長い商店街。
日本全国、活気が失われた商店街が多いと聞きますが、天神橋筋商店街はそういうことはほとんどなく、様々な店舗が元気よく営業しています。
他の商店街と何が違うかというと、正直なところ分からないのですが、シャッターが並んでいたりせず、空き店舗も臨時店舗みたいな出店があったりするのも確か。地道な取り組みがあるんでしょうね。
では南端の「天一」からスタート。
アーケードのないオープンな商店街から始まってしばらく歩くと、「表参道」と書かれた「天一」のアーケードが目に入ります。
そうか。大阪天満宮に続く商店街なので「表参道」なんだ。
ちょうど「天一」と「天二」が切り替わるタイミングで、右に折れると大阪天満宮にたどり着きます。
「天一」の食のおすすめは、カレーといきましょう。
自称「邪道系」を名乗るものの、個人的には大阪のスパイスカレーのど真ん中を走り続けている『ナーガカリー』
魚貝も肉も野菜も扱いがものすごく巧いんですが、私が苦手なココナッツ系もおいしくてたまに悔しくなります。
学問の神様、日本三大祭りの天神祭が行われるところ。
学業成就を願って、多くの人が訪れる大阪天満宮ですが、私が一番好きなのは2月の梅の季節。
道真公と梅は切っても切り離せませんが、
[sitecard subtitle=関連記事 url=https://utatane.asia/blog/2019/9335/ target=]
「天満天神梅酒大会」、境内でたくさんの梅酒を楽しめる素敵なイベントがあるんですが、今年は残念ながら中止とのこと。
では、美味しい梅をご紹介。大門(表門)から少し南側にある梅干しの専門店『五代庵』では
こんな可愛いパッケージで梅干しを販売しています。
こちらは「ほんのきもちみっくす」ということで梅干しのアソートパック
テトラパックに入った色々な風味の梅干しを味わうことができます。白干し梅やしそ梅、昆布梅、はちみつ梅もあって、自分用でも楽しめます。
大阪天満宮の北側には、『天満天神繁昌亭』があります。
2006年に多くの寄付を得て復活した上方落語の定席です。朝から夜まで若手からベテランの一門会まで、「いつ行っても落語を見ることができる」という本当に素敵な場所です。
中には、はじめて落語を聞く小学生のための「こども落語教室」や、このコロナ禍らしい「電脳落語会」など、裾野を広げる企画も広げています。
ちょっとしばらく行けていないんですが、有休も余っているので今度有休取った日にふらっと観に行こう。
3丁目の商店街は見上げると4色の鳥居が並びます。それぞれ、真朱(しんしゅ)、桔梗(ききょう)、浅葱(あさぎ)、萌黄(もえぎ)と日本の伝統色で彩られています。
天神橋筋商店街は左右だけでなく上まで見て楽しめるという…
「天三」でちょっと目立つのが古書店の多さ。天牛書店に栞書房、矢野書房、駄楽屋書房…昔は古書街と言えば、かつては梅田のカッパ横丁でしたが、今の「天三」はそれに匹敵するようになっています。
中には、こんな特徴のある古書店も。
矢野書房では、併設するスペースで「ジャニランド」として、公式のジャニーズグッズの中古販売を行っています。
明らかに客層が違うのが面白いですね。
商店街に限りませんが、まちが元気になるのはあらゆる世代が活発に訪れるということ。こういうお店は目立ちませんが、本当に大切なお店です。
「天四」はJR大阪環状線・天満駅を中心に南北に延びています。
「大阪のおばちゃん」がテレビに登場する時は、この「天四」の商店街の風景がよく現れます。
扇町公園に併設して関西テレビがあるので、バラエティ番組のインタビューなどでよく登場する商店街です。
南側のアーケードの看板は四つ星のテントウムシ。「四つの点(天)」なのね。素晴らしい。
北側の商店街はどうなっているのかなと思ったら…
[blogcard url=https://ten4kita.net/]
「天四北」→「天使来た(てんしきた)」でした。あら、可愛い。
おすすめしたいものはたくさんあるんですが、個人的には天満というと以前、メシコレに記事も書いたこれ。
[blogcard url=https://mecicolle.gnavi.co.jp/report/detail/12872/?sc_cid=scl_tw_mecico_1807043]
紫微星の『よだれ鶏』、丸ごと水茹でされた落花生に、痺れるうまさの麻辣。辛いんだけど手が止まらないうまさです。
天神橋筋商店街の中でも特に飲食店……飲み屋さんの多いのが天五です。
天満駅の北側に天満市場があり、その周辺はおいしいお店がそろっています。
コロナ禍で集まって飲むことが少なくなってきていますが、市場周辺ではしご酒。速く楽しめるようになってほしいものです。
「天五」に入ると、グンと通路の幅が狭くなります。南北2車……違う南北2「人」線ずつで、グッと密度が高まります。
「天六」で商店街のアーケードはおしまい。
その天神橋筋商店街北側の入口にあるのがここ、「大阪くらしの今昔館」です。
2001年にオープンして、ここ数年はインバウンド需要で特に韓国人観光客が多く訪れていましたが、今はさすがに落ち着いています。
ビルの中に大きな吹き抜けの空間を作って、200年前の町並みを再現。浴衣などの貸し出しもしているので、観光客にとっては撮影できるスポットがたくさんあるのは本当に魅力的。
ミュージアムとしても、意外と面白い企画展をやっています。
建物や家具など生活に密着した企画展が多く、以前開催されたものだと「レトロ家電」に注目した企画展なんかは面白かったです。
天神橋筋商店街は「天六」までと思われがちですが、実はアーケードのない天神橋筋7丁目もれっきとした商店街です。
2018年までは天一から天七まで歩いたことを証明する「満歩状」という証明をもらえたりもしていたんですが、休日の7丁目終点が『アトリエアルション』というフランス菓子のお店。
モンブランが信じられないくらいおいしく、またフレーバードティーも大好きで、ここの「アルション・ブルー」で私は紅茶にはまりました。
さて、「天七」で最後におすすめするのは、『十八番』
ワンコインからお腹いっぱいになる料理が食べられます。ラーメンとチャーハンのセット「半チャン」なんて400円ですが、他のお店なら一人前サイズが「半チャン」です。
めっちゃめちゃうまい! って訳じゃないのですが、日替わりメニューでとんでもない大当たりがでてきたりするのもギャンブル感があって楽しいです。
子どもの頃はほっといたら際限なく食べる子どもだった私。親父に連れられて行った(昔はちょっと場所が違ったんですが)ときから、学生時代には特にお世話になったお店です。
あーーー一気に天神橋筋商店街を書きましたが、全然書き足らない!!!!!!!!
また違う記事で、他の面から紹介してみたいですね。
あ、今まで、天七は「てんなな」や「てんしち」と言うてたんですが、
「てんひち」でした。ほなっ!
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