- 2017年4月13日
造幣局 桜の通り抜け2017:毎年行っている人には今年は楽しいぞ!
大阪の春、桜を見るなら忘れちゃいけないのが造幣局の桜の通り抜け明治時代から続く春の恒例行事で、昨今は海外からの観光客も増……
お友だちの祝い事があり、「北新地 湯木」さんに再訪してきました。
季節は春、5月になって少しずつ暖かくなってきましたが、季節をきちんと意識した料理の数々に参加者全員の気持ちも高揚しました。
初夏をイメージした5月の座付膳。
季節も終盤に来ている菜の花から、晩春が一番の旬になるホタルイカ。湯木さんの絶品の玉子焼きに、鴨や煮こごりも。
ホタルイカが盛られた器は、蓋が甲になっているデザイン。ちまきのように笹で包んであるのは押し寿司です。
こういった季節を意識した演出は本当に見事です。
この日の椀物はにゅうめん。
にゅうめんと言ってもそんじょそこらの物とは違って、とにかく上質。
ため息がでるほどの香り深い出汁に、大ぶりの炙った鯛の香ばしく香ります。
椀を開くと木の芽の香りがふわっと香るのも素敵です。
この日のお造りは白子、赤貝、ウニにイカなど。どれも新鮮で美味しいのですが、ウニは特に素晴らしく、生海苔と一緒に口にするとほどけます。ねっとりと濃い味のウニでびっくりします。
赤貝も新鮮で、細かな細工が素晴らしいですね。
お祝いの宴ということもあって、特別に提供いただいた赤飯。
松かさを象った器に収められた赤飯には、分厚く切ったカラスミが。カラスミだけの塩気ですが、濃厚な味で予想以上に合っています。
宮崎牛のステーキ。日本料理のお店どころか、肉料理の専門店としか思えないほどの肉の柔らかさと、絶妙の味付けで箸が進みます。
付け合わせのアスパラガスがとんでもなく美味しくて、これまた驚愕。
鰻と空豆の焚き合い。鮮やかな空豆の緑が鰻に映えます。ふっくらと炊いた鰻は、ほくほくとした食感で、空豆のしっかりとした旨味を楽しめます。
稚鮎の天ぷらとタタミイワシ。
天ぷらは限りなく薄衣で、今も泳いでいるかのように盛り付けられています。ほろ苦い味で、日本酒が進みます。
土鍋で目一杯のタケノコご飯。蓋を開けた途端に、タケノコの素晴らしい香りがふわっと立ち上ります。三つ葉を散らして、お焦げも魅力的。
朝掘りの柔らかなタケノコを、鶏ベースのスープで炊きあげた絶品のタケノコご飯です。
旬の果物を使ったゼリー寄せ。アングレーズソースの穏やかな甘みが心地よく、最後まで大満足です。
はじめての方もいたのですが、満足して頂けたようです。
祝いの席にはやはり似合うお店ですね。ごちそうさまでした。
店名 | 北新地 湯木 本店 |
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ジャンル | 日本料理、懐石・割烹 |
住所 | 大阪市北区曽根崎新地1-7-12 ダーリンビル 1F |
電話番号 | 06-6348-2000 |
交通手段 | JR東西線・北新地駅より徒歩5分 |
営業時間 | 11:00~14:30(L.O.13:30) / 17:30~22:00(L.O.21:00) |
定休日 | 日曜日・祝日 |
サイト | ホームページ |
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