- 2020年11月6日
名店の味を受け継ぎまっすぐにうまい焼き鳥を@堂島「やきとり松里」
2019年のミシュランガイドに1つ星を付けられた焼き鳥の名店『焼鳥市松』から、かつて市松のお店があった堂島で独立して新……
なんかの呪文かいなと思いながら、一ヶ月ほど前に新店オープンと聞いていたお店「ふく流ラパス 分家WADACHI」さんに行って参りました。四つ橋線・本町「ふく流ラーメン 轍」のオーナーが仕掛ける混ぜ麺専門店になります。
なんか最近、つけ麺よりも混ぜ麺、和え麺がなんだか元気な感じですね。
こちらの混ぜ麺、ラーメンでもない、パスタでもない、なのでラーメン+パスタでラパスとのこと。
メニューは混ぜ麺感の強いチキンジャンキー、カレー風味のダブルクラッチ(訪問時にはなぜか準備中で販売していませんでした)、そして店名にもなっているあさりラパスの3種類。他のレビュアーさんの話題もやはりあさりラパスに集中しているので、もちろんオーダーはそれで。
「ふく流ラーメン 轍」同様、手前が低く、奥が高くなった特徴あるラーメン鉢。香りが良く立ち上がるとのことでこの鉢にしているらしいのですが、ウチらにも写真が撮りやすい鉢なので大好き……です。
アサリは殻付きですが、殻は器に除けてしまってしっかりと混ぜて食べてくださいとのアドバイス。そうですね、混ぜ麺ですもんね。サクッと写真を撮って、しっかり混ぜ混ぜ。見た目のとおり、混ぜ麺としてはタレが多め。
スープパスタみたいな感じ?
さっそく麺をば………………ん? あれ? ラーメンっすね、これ。ちょっぴり平べったいものの中太の、もっちりとした食感の中華麺です。パスタ感はほとんどないなぁ。
しっかりとタレと和えてたべるのですが、味は凄く良いですよ。
アサリの旨味がたっぷり出たボンゴレビアンコという感じ。ラーメンスープをガッツリ煮詰めた濃厚なタレにオリーブオイル、そしてたっぷりの大葉が思った以上に効いています。
レア感のある鶏チャーシューはボンゴレビアンコにはちょっと異質ですが、タレのベースはやっぱりラーメンなのでボリュームがあって美味しいですね。
でも、食べる前に自分の中でハードルを上げすぎたかなぁ。
美味しいスープパスタをラーメンの麺で作りましたという感じで、個人的にはこれは混ぜ麺の範囲を超えず。麺にほんの少しでもパスタ感があれば凄いんですけどね。
いや、美味しいんですよ。ホントに。麺も具材もタレもバランスが良くて、食べやすくて。
〆には「完遂コース」という、トマトご飯を余ったタレにぶち込んでリゾット風にすることが可能なんですが、ついついチャーシュー丼を頼んじゃいました。
角切りの鶏肉がガッツリと、大葉を乗せてもらっていますが、チーズとどちらが良いかチョイスできます。あさりラパスにも大葉がのっていたのでチーズにした方が良かったかな。
麺に乗せるときとはちがって、厚めに切った鶏チャーシューを軽く炙っています。甘めのタレはかけ過ぎず、ゴロゴロと多めに入っているので油断するとご飯が先になくなってしまいそう。
これもうんまいっ!
次はチキンジャンキーを試しに行ってみよう……ごちそうさまでした。
店名 | ふく流ラパス 分家WADACHI |
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ジャンル | 混ぜ麺 |
住所 | 大阪市中央区南本町2-3-11 玉屋ビル1F |
電話番号 | (06)6262-5508 |
交通手段 | 地下鉄堺筋線/中央線・堺筋本町駅より徒歩3分 |
営業時間 | 11:00~15:00(LO.14:30) 18:00~22:00(LO.21:30) |
定休日 | 日曜日 |
サイト | 食べログ |
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