神山町「だしや」穏やかな味付けの武士唐に惚れる。

北区神山町、JR天満駅や地下鉄扇町駅から東梅田に向かう扇間に公園の西側のエリア。
市役所や北区役所で仕事があれば良く通る場所なんですが、ここまで帰ってくると、結局家に帰ろうかと思ってなかなか入らないお店が多いんですよね。

そんな中で気になっていたお店「だしや」さん。
近くで娘のイベントごとがあり、ランチタイム、狙ってました。

ランチメニューは4種。この日の日替わり新サンマの塩焼き……うっ、魅力的な……
旬のサンマに惹かれながら、以前から店の前を通っていて気になっていた「武士唐定食」をオーダーすることに。

武士唐定食　￥850

「武士唐」ってなんだよ、と前から思っていたのですがオーダーしてみてからカウンターに置かれた「What’s? 武士唐」との手書きポップを見て納得。
奈良県のイゲタ醤油と出汁をベースに下味をつけた唐揚げに、かつお”ぶし”粉をたっぷりとまぶした唐揚げ。下味にニンニクは使わず、塩分控えめと「だしや」という店名らしい唐揚げです。

檸檬を搾って、唐揚げを口に含んでみると……なるほどっ、これは美味い。下味に付けているはずの醤油の香りも抑えめで、ふわっと揚がった鶏肉に鰹節の香りがほんのりと感じられます。
粉っぽいのかなと思っていたのですが、そういうこともなく単品で活きる唐揚げといった感じです。

定食には「ミニお壺」に自家製の総菜が5種類。玄米を少し混ぜたお店で精米したお替わり自由のご飯に煮干し出汁のお味噌汁。
中でも味噌汁は煮干しの良い出汁がしっかりと出ていて、最近こんな味噌汁味わってないなぁと、味わっているとちょっと嬉しくなってきました。

店内には囲炉裏があって、夜はゆずみそ鍋のコース料理も。メニューを見ていると、だし巻き卵が美味しそうやなぁ……
今度は、夜に訪れてみたいと思います。

武士唐、美味しかったです。ごちそうさまです。