平成26年は「大坂冬の陣」から400年のシンボルイヤーにあたります。
そんな大坂冬の陣で活躍した名将、真田幸村が陣「真田丸」を築いた天王寺区では、「天王寺 真田幸村博」を開催してこのシンボルイヤーを盛り上げていこうとしています。
そんな中、地元の皆さんが天王寺区長や西日本ハンバーガー協会と組んで、面白いイベントを企画しました。
ハンバーガーストリート玉造
JR環状線玉造駅の西側の玉造日之出通り商店街の横町を「玉造 幸村ロード」と名付けて、オリジナルのハンバーガーを提供するイベント。
さっそく初日に行ってきました!
今回のイベント。
単にオリジナルのハンバーガーを提供するってだけの試みではありません。
まずは、「雑穀屋やま元」さん、「大豆パン専門店 ダイズインターナショナル」さんのいずれかで、バンズを購入。
ちなみにバンズの値段は、真田の紋である六文銭に合わせた値段の120円。
購入したバンズを持って、横町の7店舗で提供される具材を購入して、オリジナルバーガーを作って思い切ってガブリっ!!
水谷区長によると、「イメージは北海道の『勝手丼』」とのこと。
なるほど、ご飯をもって具材を探して歩く楽しさをハンバーガーのバンズでやろうってことですな。
ちなみに具材を提供する7店舗の店頭には、真田十勇士の看板が。
もちろん、記念撮影可ですよ~。
具材を提供する7店舗の内、一店舗「居酒屋しぶちゃん」さんは、この横町の店舗ではないのですが、先日、天王寺公園で開催された天王寺蕪収穫祭で即完売した「天王寺幸村バーガー」を携えて参戦。
残りの6店舗はそれぞれのお店の特徴を活かした具材を200円~500円で用意。
例えば、「鮪雄市場」さんは鮪バーグと自家製のツナタルタルを。老舗居酒屋の「大枡」さんは、鰤照り焼きハンバーグ、赤天バーグ、焼きしめ鯖バーグ。韓国料理の「美味」さんはもちろん韓国料理のプルコギをゆず照りプルコギバーグで。そして、お好み焼きの「風月 風の街」は具材そのものがシークレットです。
そんな中、ワタクシ……3つも楽しませて頂きました。
まずは、凄く気になった「「大豆パン専門店 ダイズインターナショナル」の大豆バンズに、串焼きのお店「三代目まさや」さんで決戦前夜と名付けられたスペシャルな具材を。
お店手作りのつくねに、しっかり焼きあげた鶏モモガーリック、長芋のスライスに千切りキャベツ。
おぉ、豪華だ。
串焼き用の甘めのタレがついた鶏モモ肉としっかりとした旨味のつくね、それと対比する長芋と、ちょっと隠してある青紫蘇の香りがたまりません。
大豆のパンズはおもったよりももっちりとした感じ。大豆粉で低カロリーのパンズ。これは面白いなぁ。
2つめは「居酒屋しぶちゃん」の天王寺幸村バーガーを。
いやぁ、前回食べ損ねたもんで。
このバーガーはなにわの伝統野菜の天王寺蕪(かぶら)を挟んだバーガー。
一般的な玉葱やトマトのような具材の替わりに蕪を使っています。天王寺蕪の優しい甘さと食感が面白いバーガー。なるほど、これはご当地バーガーとして取り上げられるだけのことはあるなぁ。
そして、最後の3つめは「Bcafe」さんで三重県産さくらポークのハンバーガーを。
しっかりと焼いたパティをデミグラスソースにくぐらせて。
バンズは「雑穀屋やま元」さんの特製バンズと合わせてみました。
オーソドックスな美味さのハンバーガー。さくらポークのパティの柔らかさがなかなかのものです。
いや~、楽しいですね。これは。
バンズが2種類×具材が6種類+完成品が1種類と、選択肢は13種類。
初めての試みなので手探りのところもありますが、ぜひ続けていって欲しいですね。
「勝手丼」をイメージするなら、できることならば、もっと無茶なオリジナルバーガーを楽しめるようにシンプルな具材をたくさんやって欲しいなぁ。
お店ごとで完全に具材を決めてしまうんでは無く、単品50~100円くらいで、玉葱、レタス、トマトのような野菜とか、焼き鳥、刺身、チャプチェやナムルを用意して自由に組み合わせられると本当に面白いかと。
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