天王寺区広報紙10月号が発行されました。
私が今所属している危機管理課は防災だけではなく、防犯も担当しています。そこで以前から天王寺警察さんを広報紙で取り上げたいなぁと思っていたのですが、6月に発生した北部地震以降、お問い合わせが増えていると実感している特殊詐欺、一般的によく知られているのは「オレオレ詐欺」を題材にしていただきました。
こういう題材だと困るのが「思わず手に取ってみたくなる」が至上命題のウチの広報紙の表紙。ついつい口出しでデザイン案を出してみたら、テイストはちょっとウチ好みではありませんがインパクトのある表紙にはなったんじゃないでしょうか。
そのままこの表紙画像を警察で広報に使ってくれたらいいな。
特殊詐欺はどんどんとあくどくなっている
「なんでそんなのに引っかかるねん」
なんて言えないのが特殊詐欺。「オレオレ詐欺」と言われた「俺、俺」と話し始めるパターンよりも、どんどんとあくどくなっているといいます。
被害の3/4以上は65歳以上の高齢者。大阪府下で発生した特殊詐欺の被害総額は20億円を超えています。
区役所の職員を装って、国保料などの還付と嘘をつく還付金詐欺もメジャーになってきたのですが、色々な発信元を偽って何度も電話をかけたり、一つのパターンを周知して注意を促すと、犯人も次の手段を考えてくるというイタチごっこが続いています。
私たちはこういった機会で注意を促すことしかできないのですが、一人一人が自分自身や両親、祖父母など特に高齢者の注意を常に高めてもらえれば幸いです。
大阪府警のホームページで実際に詐欺をはたらいている時の音声データが公開されているので、一度聞いてみてください。
ただいま「幻坂」を推してます
6面のイベント面でご案内していますが、天王寺観光ボランティアガイド協議会が有栖川有栖さんの小説「幻坂」の舞台となった天王寺七坂を巡るウォーキングイベントを企画しています。
別記事で「幻坂」については書こうと思っているのですが、天王寺七坂、本当に良いところですので、ぜひぜひご参加くださいませ。
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