- 2019年4月4日
「あるある!」ダメデザインを誰もが素敵に『すぐに使える!公務員のデザイン大全』
「伝える」ことの難しさを一番よく知っているのはもしかすると公務員かもしれません。 「この通知、よー分からへん」 と窓口で……
天王寺区の広報紙8月号を本日発行しました。
今月は防災特集。平成28年熊本地震に派遣された職員の経験も踏まえ、地震が発生したときにどうしたら良いか、普段の備えはどうしたら良いかという点を分かりやすく見て頂けるよう担当課の職員と何度も調整して作成しました。
特に、特集2面のどこに掲載しているものよりも新しい天王寺区の「防災マップ」と、特集3面の「地震発生の行動確認」は、本当に全区民に手にとって確認して欲しい内容です。その2つの面を見開きで作っていますので、ぜひ各家庭で保存版にしていただければと思います。
震災などの災害が発生したとき、もちろん我々区役所の職員も災害対策に追われますが、最前線で不眠不休で働くその代表格と言えば、自衛隊とそして消防隊の皆さん。
そこで今回は天王寺消防署を防災特集に併せて取り上げさせて頂きました。
「震災に限らず、区民に伝えたいことを」と尋ねると、どんどんと溢れる言葉にメモをとるのが大変なほど。なんとか紙面に盛り込みたくて、消防署の方に何度も文面を確認していただきました。
特に印象的だったのは「bystander(バイスタンダー)」という言葉。町中で人が倒れていたときに、その場に居合わせた人(=バイスタンダー)が、なんらかの救命措置をするかしないかがその人の命に関わる、早期に社会復帰できている人はバイスタンダーに何らかの処置をされているということを熱をもって話してくださいました。
「医者や救急隊が医療の最前線やと思われているけど、本当の最前線はバイスタンダーなんだ」
という言葉が本当にガツンときました。私も仕事柄上級救命講習を受けてはいるんですが、またしっかりと学びにいかないとダメですね。
大阪市消防局では随時講習を行っているので、機会を見つけて受講して頂ければと思います。
memo取材時に、訓練の様子をプロのカメラマンに混ざって、私物のカメラで撮影していて、広報紙で掲載できていない内容も紹介したいのですが、この辺りは個人のブログに掲載していいのか?という問題もあって悩ましいです。
区のfacebookで広報紙を紹介する際に、自分が撮った写真をコラージュして使うことにはしましたが。
ちょっとさすがに今月号は内容が堅いので、最後はイベント情報を。12面で紹介させていただきましたが、てんしば(天王寺公園)に8月28日までジップラインが登場しています。
ジップラインってなんやねん? と言いますと、てんしばに設置された高さ14メートルの鉄骨の塔から全長155メートルのワイヤーに沿って滑り降りるアトラクションです。
京阪圏では初登場とのアトラクションで、上からてんしば、天王寺動物園方面を見てみようというもの。
ポケモンをゲットしに行くついでにちょっと滑り降りてみませんか?
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