- 2017年1月25日
今年は「ウカモ」が来るっ!……鴨@天満「天満鴨バルNegima」
新年会第3弾、で、これでそろそろ打ち止め。これ以外にもいくつかお誘い頂いたんですが参加できないこともあって申し訳ありませ……
大阪天満宮は菅原道真公を祀る神社。
菅原道真公といえば、「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」という短歌が良く知られているとおり、天満宮には梅が欠かせません。
そんな、大阪天満宮で梅の花が咲くこの頃に2007年から開催されているのが、日本一の梅酒を決める
「天満天神梅酒大会」
日本最大級の梅酒コンテスト。日本全国から集められた200種類を超える梅酒を一度に試飲することができるんです。
そんな「天満天神梅酒大会」の初日に行ってきました!
大会で提供されるお酒は梅酒部門が210種、リキュール部門が116種。
今年も日本全国の酒蔵から、それぞれの土地や特産品を活かした梅酒が集まっています。
まずはチケット(当日券¥700)を購入して、突撃。
ずらっと並んだ瓶を前に、参加者たちが群がります。学生ボランティアがそんな参加者たちにどんどんと希望する梅酒を小さなプラスチックカップに注ぎます。
200種類以上もあるので、一つ一つをたくさん飲んでいてはとても楽しめません。
試飲用のちいさなカップに10ccほど注いでもらって香りを楽しんだら一気飲み。
そんな少ない量で分かるの? と言われそうですが、いやいや、この量でもそれぞれの個性を感じる事ができますし、気になればもう一杯。
「皆さん、1杯は10ccですが、全部試したら2L以上になりますので気をつけて!」
確かに。
梅酒が好きでも弱いウチだけに飲み過ぎないように気をつけて一杯一杯を楽しみます。
梅酒と言えば甲類焼酎を使うのが一般的ですが、全国から集まったここではブランデー、ウイスキー、ジン、泡盛などをベースにしたものから、ワイン、地ビールを蒸留したものやマッコリをベースにした梅酒まで。
また、最近居酒屋でもよく提供されている緑茶梅酒、ゆず梅酒、紅茶梅酒のような香りを楽しむ梅酒も、マンゴー、たんかん、レモンにかぼす、さらにはトマトや人参だってあります。
ラベルや瓶にも趣向が凝らされていて見ているだけでも楽しいです。
大手のサントリー酒造さんはまだ販売されていない「澄みわたる梅酒」(5月に販売とのこと)を提供されていました。これもすっきりとした飲みやすい梅酒でした。
たっぷり楽しんだら、気に入った5種類を投票。
大会期間中に参加者から投票された上位10銘柄が、最終審査に進み、有識者(ソムリエ、ペネンシアドール、酒販店店主など)のブラインドテイスティングで日本一を決定します。日本一に選ばれた酒造さんには「天下御免」の称号が授与されます。
ウチは悩みに悩んで、5つを選びましたが、特に今回気に入ったのは次の3つ。
投票が終わっても、試飲した梅酒やリキュールの一部は物販ブースで販売しています。
ここで注目は過去の大会で日本一「天下御免」となった梅酒7種、リキュール3種が全て販売していること。
どれも、「大当たり」の梅酒、リキュールなんで悩んだらこれを買っておけば間違いありません。
さらに、この大会時だけ販売している大阪天満宮の梅酒「天満梅酒」も。この梅酒もこれまた美味しいんです。
……が、今回ウチが購入したのは、大分・(有)亀の甲さんの「梅糀」。梅シロップを使ったノンアルコールの甘酒です。
今日は買わないつもりだったのに、試飲させてもらって一口惚れ♡
幸せです。
梅酒の物販ブース以外にも、梅干しなどの販売や天満界隈の人気店の屋台があって、お腹が空いたらちょっとそちらで休憩を。
お世話になっているやなもり農園の簗守さんがいらっしゃっていると聞いていたので顔を出してみると、天満のオリエンタルバル「黒龍天神樓」さんが自慢の麻婆豆腐(¥500)を、同じく「活海老バルOrb」さんがオマール海老スープ(¥300)を提供されていました。
屋台販売といえ、出しておられるのはどちらも本格的なもの。
麻婆豆腐は山椒がピリッと効いており、実は油かすが入っています。
この油かすの旨味が凄い!
オマール海老スープも紙コップで提供されたものとは思えないガツンとオマール海老を味わえるスープです。
……いいんですか、こんな本格的なものを提供して……
今日は小雨が降る中でしたが、ぶり返してきた寒さもはね飛ばす春間近のイベント。
2月23日(日)まで、毎日10:00~16:00の時間で開催しています。
日本一長い天神橋筋商店街や落語の定席・天満天神繁昌亭など、付近も含めてたっぷり楽しんでください!
[…] 写真には撮れなかったのですが、麻婆豆腐も最高に美味しかったです。 そういや天満天神梅酒大会で食べさせて頂いた油かす入りの麻婆豆腐がとんでもなく美味しかったなぁ。また、あ […]