「係長、今年の目標管理は体重5kg減ですからね!」
部下にそう言われて、年明けから「絶対にこれは食べ過ぎる」と思っている呑み会などのお誘いは控えるように心がけているワタクシ。
そんなワタクシの元に、見事な誘惑を寄越してくれたのが、食べ仲間のTAKさん。
「イベント立ち上げているのに、返事返さないなんて何考えてんじゃい! どうせ暇やろ、参加な。」
…………かなり嘘が入ってますが。
そんなこんなで、新年会を兼ねてのお誘いはなんとパキスタン料理。
なかなかマニアックな食事会になりました。
第1回亜細亜遊戯のお店にTAKさんが選んだのは「大阪ハラールレストラン」。
西淀川区の大和田にあって、阪神電鉄・千船駅から神崎川を渡って行くというなかなかマニアックな場所にあります。
さすがTAKさんだわ、ウチにはこういうお店は見つけられない。
お店のすぐ側に大阪マスジドがあり、ムスリム御用達なんですね。
店名どおりハラール(イスラム法上で食べることができる物)を提供しているレストランなので、当然豚肉やアルコールは厳禁、持込みも不可です。
と、いうことで飲み物はコーラ、ラッシー、マンゴーラッシーで乾杯。
パキスタン料理は未体験だったのですが、場所柄インドに近いこともあり、日本人でもなじみ深い味に近いので食べ易い、でも食べたことがない風味の興味深い料理の数々。
同じテーブルはウチの他は女性3人でしたが、美味しくて完食でした。
では、興味深いその料理の一部を紹介紹介。
◆ベジミックスパコラ
茄子とジャガイモのかき揚げ。スパイスがしっかりと効いているのですが、食べた瞬間はそれほど強く感じないのでちょっと物足りないくらい。
でも、喉を通るとスパイシーな香りがちゃんと口の中に広がります。
添えられたヨーグルトソース(ライタ)はコリアンダーが刻んであって、さっぱりとした味です。これがまた、良い組み合わせなんですよ。
◆チキンティッカ、シークカバブ
チキンティッカはパンジャブ地方のインド料理として知られています。タンドリーチキンと同様にヨーグルトと香辛料に付け込んで窯で焼いたもので、タンドリーチキンは一般的には骨付き肉になるとのことです。
箸でも千切れるほどの柔らかなお肉。レモンを掛けてさっぱりとしてスパイシーなお肉です。
シークカバブ(シシカバブ)も臭みがほとんど無く、練り込んだ香草が良い感じ。
◆マトンビリヤニ
ショートパスタかなと思うほどの細長い米がスパイシーに炊きあげられています。パラパラとした米は辛さはほどほどで添えられたパクチー、生姜、レモンの爽やかな香味とのバランスが絶妙。
マトンはしっかりと主張するのですが、スパイスの妙なのか下ごしらえが素晴らしいのか嫌みがないんですよね。
このビリヤニ単品でも十分美味しいのですが、ラホーリームルグチャナ(骨付きチキンとチャナダールのグレービー煮込み)と合わせると最高です。
◆ロティ、ビーフニハーリ
この日はビーフニハーリ(牛肉を一晩煮込むパキスタン風シチュー)に合わせて提供。
パリッとしたそば粉のクレープのような食感のロティに、さらっとしてスパイシーなビーフニハーリがばっちり。
他にも、ほうれん草のカレー(パラクチキン)は味わったことのない深みのある濃さが印象的だったり、セミドライカレーのマトンカラヒは辛くてほのかな酸味がたまりませんでした。
その辺りの写真は食べログさんにアップすることにします。
ものすごいボリュームでたっぷりと本場のパキスタン料理を堪能させて頂きました。
ごちそうさまでした!!
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