写真(醤油)

雑食雑記:「大阪 拳」京都の名ラーメン店、大阪に殴り込み

写真(醤油)
写真(大阪 拳)
大阪 拳

京都で有名なラーメン店、「拳ラーメン」さんからの暖簾分け、「大阪 拳」さんが本日5月9日に堂々オープン。

以前から気になっていたお店で、いつか京都に行ってこようと思っていたんですよねぇ。
そんな時にこちらのオープンを聞き、しかもプレオープンにお誘い頂いたので、これは行かねばっ! と仕事を切り上げて、参加させていただきました。

場所は中央区の高津……んん? この場所、神崎川に移転された「讃岐うどん 白庵」さんの場所じゃないですか!
名うどん店のあとに、名ラーメン店。これは面白いなぁ。

プレオープンということで、ラーメン店を初めとする飲食店関係者が一杯……ウチは……いいのか、ホンマに?? と思いながらも、たっぷり楽しませて頂きました。

さて、紹介したいものが多いので、さっそく……ちなみに、この日は居合わせたお二人とシェアして5種類の麺類、2種類の丼物を一気に食い尽くして…………翌日の体重計が嫌なことになっていました……

写真(塩)
ナックル塩そば

ナックル塩そば (¥750)

まずは塩そば。奴ネギのトッピングがとても素敵ですが、なによりも特徴的なのが鶏の旨味が詰まった澄み切ったスープの美味さ

写真を見ていただいても分かるとおり、香味鶏油がしっかりと浮かんでいるのですが、油っぽさよりも鶏の香りをガツンと味わうことができます。それでいて味わいはすっきりとしています。

麺は中細。白髪葱、青ネギ、揚げ葱とネギ好きには嬉しいトッピングに、レアな鶏チャーシューがたまりません。

写真(醤油)
ナックル醤油そば

ナックル醤油そば (¥750)

つづいて、醤油そばを。

今度はトッピングが紫玉葱。チャーシューも鶏チャーシューと、柔らかな豚バラチャーシュー。

特別な醤油じゃないと謙遜してはりましたが、これだけバランスの良い醤油ラーメンはなかなか考えられないです。

塩そばとはまた違った平打ち麺の食感も素敵で、個人的にはこれはハマりました。

「うんまっ!」とくり返してしまいました。

黄金鶏和え麺 (¥900)

写真(和え麺)
黄金鶏和え麺

麺類の中で盛りつけが一番豪華に見えるのが、この黄金鶏和え麺。

キノコや葱、紫玉葱などの目一杯の野菜に、レアチャーシュー。
そして、まん丸い卵黄が目を惹きます。この卵黄、「金柑卵」と言われる鶏のお腹から卵になる前の卵黄だそうで、見た目が金柑に似ていることからこう呼ばれているとのことです。

この豪華なトッピングに、また違った食感のごわっとした麺と和えダレを豪快に混ぜ合わせて……うわぁああ、これまた凄いっ!

野菜と麺がごっちゃになっているにも関わらず、それぞれの存在感がとてつもなく強い感じ。食べ応えのある一杯です。

……締めに鶏そぼろご飯をぶっ込むらしいのですが……すみません、逃しました。

写真(つけ麺)
鶏ドロつけ麺

鶏ドロつけ麺 (¥900)

実はもうこの辺りで結構お腹が一杯になっているのですが(苦笑)……次は鶏ドロつけ麺。

「粘度を高めに仕上げた」とのとろみの強い鶏白湯のつけ汁に、しっかりと締めた太めの麺。
ドロドロという感じよりも、ぎっちりと濃縮された”鶏っ!”といったつけ汁ですね。

つけ汁に黒い油が浮いているので、マー油かと思ったら、ふきのとうの香味油!
季節ごとに野菜を変えてみるとのことですので、これは機会ごとに楽しめそうですね。

石焼チキンカレー坦々和え麺 (¥900)

写真(カレー)
石焼チキンカレー坦々和え麺

昼・夜限定5食の石焼チキンカレー坦々和え麺。

ピビンバなどを作る石焼き鍋にたっぷりの野菜と、鶏チャーシューを和えて、カレースープを一気にかけてかき混ぜます。

もうね、かけた瞬間の音と立ち上がるカレーの香りにやられてしまいますよね。
ジャンク感は漂いますが、気持ちの盛り上がり方は半端じゃないです。

もちろん、鍋肌に押しつけられた麺は”おこげ”になって、パリパリとした食感に。

カレー和え麺じゃなくて、カレー「坦々」和え麺なんですよね。
隠れてはいますが、ゴマやナッツ類がいちいち口に馴染みます。

……うーん、白ご飯が欲しい。

あと丼があったので、自重しましたがこれを食べるなら、白ご飯との相性は抜群だと思いますよ、ホンマに。

写真(鶏葱ご飯)
鶏葱ご飯

鶏葱ご飯 (¥300)

ご飯メニューは白ご飯以外に2種類。鶏葱ご飯は、レアな鶏チャーシューの上に、香味深い葱がたっぷり。

葱はナンプラー、オイスターソースなどで味付け。

なかなか他では見られないご飯メニューで、良い意味で「変わった味」なんですが、物凄くクセになりそうです。

面白いですよねぇ。これ。

 

 

写真(鶏テール丼)
鶏テール ビピンパ丼

鶏テール ビピンパ丼 (¥400)

最後は、鶏テール……ボンジリですねの丼を。

これは凄いです!

低温調理で甘めのタレがしっかりと染みた半レア状態のボンジリが惜しげも無くドンッ!

半熟卵を潰して、タレと絡めたご飯とボンジリを一口でバクッと食べると……幸せです。これは、好きな人めっちゃ多いんじゃないでしょうかね。

いやぁ、シェアしていただいたおかげで、全種類制覇しましたが、どの麺も、それだけで主役を張れそうな素晴らしい出来だと思います。

こちらの店主の唐司さんは、京都の「拳ラーメン」で働く前は、永らく八百屋さんで勤められていたそうで、この「大阪 拳」では本店とは違った“鶏×野菜”で勝負をするとのこと。
完全にK.Oされました。

職場からの帰り道からは結構外れてしまうのですが、残業で疲れた時にぜひ再訪したいと思います。
その時は……ナックル醤油そば+鶏テール ビピンパ丼かな。いや、でも……悩むかも。

大阪拳

夜総合点★★★★ 4.5

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