「カッパラキン劇場92」×劇団レトルト内閣・福田恵 お酒とお芝居と

国木田かっぱさんが自身のロックカフェUSA★GIで、月1回やっておられる「カッパラキン劇場」に行ってきました。

この「カッパラキン劇場」、かっぱさんが共演経験のない役者さんをお呼びして、二人でアドリブ芝居をやるという形。かっぱさんのお芝居は一度だけ見たことがあるんですがあまり印象に残ってなく、どちらかというと「ズームイン!!朝!」でのリポーターのイメージだったんですが、この「カッパラキン劇場」は以前から知っていて、一度観に行ってみたかったんですよね。劇場ではない場所でやるお芝居は、色々と魅力があって、しかもここはバーなのでアルコールを飲みながら観られるという楽しさもあるし。

今回のゲストは劇団レトルト内閣の福田恵さん。春にレトルト内閣のお芝居を観に行ったのですが、なかなかインパクトの強い演技をする女優さんです。

開演15分ほど前にお店に到着……おぉ、この完全アウェー感。お酒そんなに強くないし、普段バーとか行かないので緊張しながら、知っている(で、おいしい)BLUE MOONがあったのでそれをオーダー(今回は写真なしなので、左の写真は他店で飲んだときのものね)して飲んでいると、かっぱさんの簡単な前説から、福田さんがお客さん(風)に登場して「カッパラキン劇場」がスタート。

いやぁ、楽しかった。

改めて役者さんって、凄いなぁと感心しました。
ふらっとバーに入ってきて、仕事口調で話があることを告げ、かっぱさんは「NHKか!?」「JASRACか!?」と煽りながら、会場をお芝居の中に引き込んでいきます。福田さんは、前置きもなく「年末でこのお店を閉めてもらいます」と爆弾発言で舞台設定を整えてしまいました。

終演後にかっぱさんが話していたのを聞いていると、「元妻の代理人としてお店の明け渡しを要求する」という設定は決めてあったらしいのですが、台詞の一つ一つや役の設定は完全にアドリブ
物語を紡ぐために、「なんかどっかで見たことあるなぁ」とかっぱさんが仕掛ければ「前田敦子って言われる」と軽く流し、お互いがお酒を飲みながら、今度は福田さんがお酒を飲むと急に口が悪くなるという形で仕掛ければ、「(顔を)いじった!?」とそのキャラクターを逆手にとって福田さんが元妻であるような展開にしようとしたり、格闘技のように激しくはありませんが、二人の頭の中では次の展開・台詞をフル回転で考えながら演技を続けているのが分かります。いや~、やっぱり役者さんって凄いわ。

さすがに福田さんが、「私はあの鶴です」と言い出した時は大爆笑でしたが。

「カッパラキン劇場」は、前回の出演者が物語のラストの台詞を決めてあり、ゲストがそれを言えば終了というルールがあるのですが、ラストの台詞は事前に知らされておらず、なかなかたどり着かず苦労している姿も楽しかったです。結構、強引にラストの台詞に持っていったようなイメージはあるんですが、福田さんが演じた女性の正体が最後まで揺れ続け、かっぱさんがそれに乗っていた(乗らされていた)ことを示唆するような台詞になっていてなかなか味わい深かったです。

毎月第2火曜日に行っている「カッパラキン劇場」。次回は12月12日(火)19:30~で、ゲストは元「立身出世劇場」の井之上チャルさんです。その次の1月10日は楠見薫さん。おぉ、それは観たい。「また機会を見つけて行きますね」とかっぱさんに言うてしまったし、楠見さんの回に行こうかな。

福田さんは次回は1月26~28日に劇団レトルト内閣の公演「エピメテウスの眼鏡」に出演予定。こっちも観に行こうっと。

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があ

大阪生まれ・育ち・勤めの闘う(?)公務員。 一般事務職で採用されたのに、今や福祉職だと勘違いしている人が大多数。濃い顔付きから沖縄人やらアラブ人やら間違える人大多数。違う、違うんだよ-