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観劇番外 人狼TLPT「#24:VILLAGE XII 深紅に染まる村」これからの可能性が溢れるスペシャルステージ

time 2016/11/01

http://7th-castle.com/jinrou/024-village-xii/

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公演も終わって、ニコ生の配信もタイムシフト放送を見終えました……

昨年の夏に娘の友だちに誘われて、「サテライト#01 :夏雲を仰ぐ村」の公演を観た人狼TLPT。嘘つきを見つけるコミュニケーションゲーム「人狼ゲーム」を題材に、登場人物がアドリブで物語を紡ぐステージ。

そのとき、全く前知識無く彼らの舞台を観たのですが、もの凄く面白くてその日のうちに人狼TLPTをググり、あっという間にはまってしまいました。
人狼TLPTさん、ありがたいことにニコニコ生放送でチャンネルを持っており、公演中にいくつかのステージを生中継しているので、関西で公演がなくても観ることができるのです。

最初の公演から4周年の記念公演は19ステージのうち5ステージを有料で生配信。記念公演ということもあて、かなり特殊な2ステージを購入して鑑賞しました。

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第14ステージ 人狼ジャンキー

http://7th-castle.com/jinrou/appear.php?024&focus=14#s14

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第14ステージは「人狼ジャンキー」というステージ。VILLAGEは「村公演」と呼ばれる一般的な設定で、架空の西洋の村で狂人が封印を破り招いた3匹の人狼を、いろんな仕事や役割をもった村人が立ち向かうというもの。基本的な配役で、村の医師、神父、薬屋などの職業があってステージによっては人狼が現れるまでのストーリーも描かれますが、このステージでは登場人物の13人は「以前、人狼を退治したことがある」という設定。

酒場で、自身の武勇伝を「調子に乗って語っている」ところ、紛れていた狂人が狼の女神に告げ口して、戦いの舞台に送り込まれるという話。「人狼ジャンキー」ということで、普段のステージと違ってドラマ性よりもゲーム性を若干重視している感じ。家族や恋人、普段の村での関係性など(もちろん、こういうのもアドリブでその日その日で違ったりするのですが)は少なく、どうやれば人狼をあぶり出せるか、効率よく倒せるかに重点をおいたプレイスタイルがなかなか楽しいステージです。

自己紹介が終わると、まずは賢者コーダが作戦をと提案するも、剣豪ムサシが場を仕切って能力者が出るべきか出ないべきかを個々に聞き、12人の内3人が「出る」で挙げたため、3匹の人狼が「出る」「出ない」に偏ることはないという判断で、少ない3人の中にも人狼がいて、しかも自身が「予言者」と名乗りを挙げるというところからゲームがスタートしました。

凄いなぁ、この作戦がさらっと提案できるのが手練れのプレイヤーという感じ。

このステージは2ゲーム演じられたのですが、この1ゲーム目は昼間の時間で狂人→人狼→人狼→人狼を退治して人間側がストレート勝ち、2ゲーム目はプレイログが残っていますが、こちらは霊媒師→予言者→狩人と処刑され人狼側がストレート勝ちという極端な結果でした。

人狼ゲームを題材にしたアドリブなので、ストレート勝ち・負けという結果はややもすれば「面白ない」結果にもなりかねないのですが、それぞれの登場人物の演技、推理がことごとく魅力的で信じられないくらい面白いステージでした。

第19ステージ 学園

http://7th-castle.com/jinrou/appear.php?024&focus=19#s19

http://7th-castle.com/jinrou/appear.php?024&focus=19#s19

千穐楽になる第19ステージは学園ステージ。

こちらは舞台設定をある学校にして、登場人物も職業ではなく所属するクラブ活動や生徒会といった役割で、神隠しにあったナナ先生を用務員と一緒に探しに行って、旧校舎に閉じ込められます。そして、その旧校舎には人狼を封じ込めたお札があって……学園の七不思議の人狼と戦うことに。

面白いのは、学園になっても通常のVILLAGEの職業などを微妙に引きずっていて、踊り子のドリスはチアリーディング部、詩人のジンジャーは文芸部、菓子職人デイジーは料理部、暇人キンバリーは帰宅部といった具合。名前もドリスは鳥栖(とりす)、ハイラムは杯邑(はいむら)といったかなり強引な感じになっています。

ゲームはパーティー研究会のキャロルならぬ刈織(かろる)が持ってきたクジを引いて外れを引いた4人を疑っていくというところからスタート。プレイログを見れば分かるとおり、このステージも人狼→人狼→狂人→人狼の人間側のストレート勝利で終わりました。

いやぁ、こちらも答え合わせをすると衝撃の展開でしたね。ストレート勝ちという結果からは考えられない満足度の高い面白いステージでした。

偶然見たステージは全てストレート勝ち(負け)というものでしたが、本当に面白いステージでした。アドリブ芝居ということもあって、一ステージごとに内容が異なる面白さに溢れています。
人狼ゲームが前面に出ていることもあって、演劇じゃないという風に思う人もいるかもしれません。でも、役者さん一人一人の個性がゲームプレイにも現れており、人狼TLPTの舞台を観れば観るほど、登場する役者さんに興味を覚えて、それぞれの活動をフォローするようになっています。そうやって観劇に興味を持っていく人が増えるといいなぁと思います。

公演名 人狼TLPT #24:VILLAGE XII 深紅に染まる村
公演期間 2016.10.13(木)~23(日)
場所 新宿村LIVE
サイト 公演案内サイト / Facebook / Twitter

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