2冊目、出版しました!『生活保護ケースワーカー はじめての現場の実践』

「スゴク、イイ!!」

2冊目を書き上げるにあたって重要なピースを提供していただいた元(スーパーバイザー)からそんな言葉をいただいて、ようやくホッと胸をなで下ろしました。

5月10日、私が書いた2冊目の書籍『生活保護ケースワーカー はじめての現場の実践』(私的通称『緑本』)が書店に並びました。

昨年4月に出版した『福祉知識ゼロからわかる! 生活保護ケースワーカーの仕事の基本』(私的通称『CW青本』)に続く姉妹本として書いた『CW緑本』、「スゴク、イイ!!」と言っていただいたことに自信を持って、全国の自治体職員の方に著者としておすすめしたいと思います。

飾りも格好つけもないケースワーカー実践本

今回の『CW緑本』は、タイトル通り「実践本」です。

1作目の『CW青本』は、「福祉知識ゼロ」で生活保護担当に異動になってしまった職員に向けてエールを送り、スムーズに仕事に入ることができるようにと書いたものです。

今回は、そうやって生活保護ケースワーカーとなった職員が、仕事につまずいたときに力になれるような実践的なアドバイスを心掛けました。

特に力を入れたのは次の3点。

  • 法律解釈や研究ではなく実務書
    どうしても生活保護関連の書籍は受給者(利用者)向けの解説だったり、ケースワーカー向けでも専門的な知識を深めるものが多い印象です。
    私はとにかく現場で今働いているケースワーカーが直面している「仕事」に集中しました。
  • 悩み・迷いに効く処方箋
    各章を制度の基本、助言・指導、相談・面接、家庭訪問、保護記録の作成、そして事務をこなす仕事術といった悩み・迷いどころごとにどこからでも読み進められるようにしました
  • オリジナルのテンプレート
    本を読んでくれた人だけに、面接などそのまま仕事に使えるテンプレートを3種ダウンロードできるように収録しました。

ベテランケースワーカーの中には、このCW緑本を物足りないと思う方もいるかと思いますが、どちらかというと初心者、ケースワーカーとして仕事に自信がない人ほどこの本が役に立てるのではないかと思っています。

つまり、「これだけやれば全てOK」というようなキラッキラの入門書でもなければ、「ケースワーカーである以上、これは知ってもらわないと」みたいな格好を付けた本でもなく、できる限り幅広く、仕事で悩んでいる・苦しんでいるところに効く処方薬を目指した本す。

2冊目を書けるとは思っていなかった

『CW青本』を書いた時、「これで書き切った」と思っていました。

大体、地方公務員で自分が接した仕事について執筆できるという機会をいただいて、出し惜しみするような余裕なんてないんです。

そんな中、『CW青本』の出版記念ということで担当編集者のNさんも招いて、でオンライン会を開いていただいたときに「2冊目はいつですか?」と言ってくださった方がいて、そのあとすぐにNさんから「2冊目書いてみませんか?」と提案を受けました。

『CW青本』が書店に並んだことが嬉しくて、とても2冊目に何を書けるかなんて考えてもいませんでした。

そんな中、昨夏に地方を受賞し、生活保護通知・通達総索引の制作などこれまでの活動が注目されることになり、自身の持つスキルや経験を皆さんに共有・還元する意味があると思えるようになりました。

『CW緑本』は生活保護ケースワーカーだったとき、そしてその後の仕事で得たスキルも含めて、全く出し惜しみすることなく出し切った一冊です。

皆さんにも『CW緑本』を手に取ってもらって、読んだ後に「スゴク、イイ!!」と言ってもらえたら嬉しいです。

出し切ったとは言え、本には書けないことがあります。福祉事務所それぞれの独自事情や目の前にいるケースワーカーに伝えるように具体的なアドバイスは本にはできません。

本を読んで興味を持った自治体の方がいれば、ぜひなどにお呼びください。

今、生活保護現場の最前線で頑張っている皆さんにどこかでお会いできるのを願っています。