- 2015年4月18日
春のがあさんぽ「私の1枚 ー日本の写真史を飾った巨匠101人ー」@細見美術館
仕事の代休で平日にお休みを頂けたので、ソメイヨシノの時期を過ぎて落ち着いてるかなと思って京都に向かいました。目的は友人が……
板状通話機能付きカメラ(=スマホ)を強制変更することになりました。
3年間愛用してきたXperia XZ2 Premium。ホントのところをいうとあと1年くらいは使いたいなあと思っていたのですが、1週間前ほどから挙動がおかしくなり液晶が浮かんでとうとう中が見えてしまうように……あぁ、ダメだ。悲しい。
1年前から楽天モバイルに移籍して、SIMフリーであればどんなスマホでも良いのですが、私が重視するのはカメラ性能。
Xperia XZ2 Premium購入時は溺愛に近いくらいのレビューを書いています。
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そこで、カメラ性能に注目して物色したんですが……
スマホ、高すぎるねん!!
いや、分かるんですよ。このコンパクトな板に、PC並のものを詰め込むのがどれくらい大変なことか。
3年前ならハイエンドが6,7万くらいで、今は10万以上とかするのはさすがにキツいです。Surface買えちゃうなぁとか、結構ええレンズ買えちゃうなぁとか本当に思っちゃう。
あとランニングコストも含めた価格でスマホは評価すべきで、楽天モバイルでも月2,000円くらいかかるので、年間25,000円くらい……いやいや、やっぱり本体に10万はかけられんわ。
ということで、なんでOPPO Reno5Aにしたん? というツッコミがくる前に購入検討したものを。
6,7万円くらいまでなら無理をしてでも買おうと思っていたんですが、結局の所、その価格帯にハイエンドモデルに迫るような魅力的なモデルがありませんでした。Xperiaの型落ち品5Ⅱあたりがあと2,3万安ければなぁ……
結局の所、OPPO Reno5Aは定価が43,800円、購入価格は税込みで34,000円。
ハイエンドクラスの1/3くらいで買えて、4眼レンズのカメラ重視スマホ。ここが落とし所か……という感じでした。
今回はカメラ部分に特化したレビューを書きたいと思います。
さて、さっそく撮影例をば。撮影は初期設定のままオートで。撮影後横サイズを1280ピクセルに変更した以外の加工はしていません。
空のグラデーションも水の色もまずまず自然な感じで好印象。変な感じで派手派手しくはないのですが、若干色が乗っているなぁという感じ。
今まで使用していたXperiaで撮影してみると、こちらの方がやはり見た目に近い写真になります。特に木々の緑がReno5Aよりくすんで見えますが、実際の緑はこんなもの。
Reno5Aはちょっと彩度が高めですね。
HUAWEI P30Liteで撮影するとこんな感じ。ひと世代前のスマホで、きっちりと撮影はできているけど、今風ではないですね。こういうのを見ると、SNSだとか写真の使い方がこの間どういう風に進んできたかというのが分かりますね。
ついでに持って行っていたα6300でも撮影。やっぱりXperiaと似た傾向になります。
写真を撮影して、そのままスマホでインスタとかで使用するならReno5Aで、PCでその後資料とかに使いたいとなるとXperiaの方が個人的には好みです。
夕景でも安定した色味で撮影できます。このままでも悪くないですが、個人的にはちょっと色味を整えたくなる仕上がり。
少し暖色系の照明のついた飲食店で撮影もしてみましたが、こちらはちょっと物足りない感じ。
もう少しコントラストをしっかりとつけてもいい気がしますが、この辺は相性の問題かなぁ。
ニッポンごはん旅などの記事を書くときの写真としては、撮って出しではきびしそう。この辺りはこれから何枚か撮ってみて試してみないといけないかな。
次は超広角カメラで撮影。メインのカメラは6,400万画素ですが、超広角は800万画素。
それでもこのレンズ、悪くありません。
カメラアプリは超広角、標準、2倍、5倍にはサクッと切り替えられるので、標準と超広角は使い分ければ使用用途が広まりそうです。
ただ、気になるのは標準のレンズと超広角のレンズ、それぞれで撮影してみると若干色の乗り方が違うように感じました。
どうも、画面に入る範囲が変わるとAIの認識がそれに合わせて色味を整えるようで、ここは好き嫌いが分かれそうです。
望遠レンズではなく、標準レンズのデジタルズームで撮影しているので、色味などは標準レンズと同様。
元の画素数が大きいので、5倍ズームくらいまではまずまず実用レベルかなぁと感じました。
レンズ構成が6,400万画素の標準レンズ、800万画素の超広角レンズ、200万画素のモノクロレンズ、200万画素のマクロレンズという構成なので、ズーム部分はAIによる画像補正に頼っている形。等倍での撮影に満足できればズームも使えるという感じですね。
そういう意味でハイエンドクラスのスマホだと、例えばXperia1Ⅲは画素数こそ1,220万画素ですが、望遠レンズも70mm,105mmと光学ズームになっているので、さすがにここは差があるよなぁと思います。
以前から使用しているXperiaXZ2Premiumは、レンズがセンターにあって、また独立したシャッターボタンがあるなど、一般的なスマホとはレイアウトがかなり特殊でカメラ用のアクセサリは使いづらいスマホでした。
レンズ部分は本体から少し飛び出しているものの、フラットな形状なので、こういったクリップ型の拡張レンズを安定して装着できます。
マクロレンズが200万画素であまり写りもよく無かったので、こういう拡張レンズで使い勝手の良いマクロレンズを装着した方が良い感じで撮影できるかもしれません。
先日ご紹介したShutterGrip2を装着すれば、グリップ感が向上してブレを防ぐことができます。
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レンズの位置も端についているので、自撮り棒やスタビライザーも問題なく使用できます。
スマホ自体のデザインに癖がないので、市販されているカメラ用のアクセサリで使えるものは多そうです。XperiaXZ2Premiumはサイズも大きかったこともありますが、外部アクセサリはほとんど使えず単体使用(そのためジンバルを使いたくてHUAWEI P30Liteを中古で買ってきた)だったので、これからはカメラの使用用途は広がりそう。
新しいOPPO Reno5Aという相棒。
他にも超高解像度で撮影したり、動画だとメインカメラとインカメラを同時に撮影して録画したりと特徴的な機能もありますが、それよりも撮った写真のクセが結構強くて、ちょっと慣れるのに時間がかかりそう。
メーカーのホームページなどを見ていると、気軽に撮影を楽しむ、言ってしまえば「イマ風」のカメラ機能のスマホなので、カメラ好きのためのスマホというのとはちょっと違うかなぁと感じました。
「大好き!」というよりは、「まぁ、仲良くやっていこうよ」という感じで、新しい相棒と付き合っていこうと思います。
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