- 2016年9月2日
天王寺区 広報紙9月号「身近だけども意外と知らない大阪環状線」
天王寺区の広報紙9月号を本日発行しました。ウチの広報紙らしさのあふれる表紙になったんじゃないでしょうか? タモリ倶楽……
昨年末に南河内の若手公務員で結成された「MIRAI-HUB」の『第1回南河内公務員LT交流会』に参加させていただきました。
MIRAI-HUBの代表である納(なや)さんに初めてお目にかかったのは、昨秋の「よんなな会」。私と同じく1分間ピッチで壇上にたち、この「MIRAI-HUB」の仲間募集していました。
そして、よんなな会の後、しばらくしてこの第1回の交流会で話してくれないかと依頼があり、私なんかの言葉が役に立つのならと(まぁ、基本的に私はお願いされたら全て受けてしまうタチなんですが)二つ返事で承って当日を迎えました。
と、いうことで当日のレポを……と思ったのですが、既に主催者のMIRAI-HUBの納さんからレポートがあったので、私はちょっと違う(ひねくれた)視点で当日レポを入れることにします。
[blogcard url=https://naya0708.hatenablog.com/entry/2020/02/04/201756]
今回の会場は大阪狭山市の大阪狭山市文化会館。近くには狭山池があり、安藤忠雄さん設計の大阪府立狭山池博物館といった著名なスポットも。
MIRAI-HUBのメンバーとともに少し早めに集まって「打合せ」という名の昼食会のために、「パティスリーFLOUR 狭山池店」へ。そう、このお店は、
テレビ番組でも紹介されていた「ダムカレー」があるのです。
でも、前日の昼、夜ともカレーだったワタクシ、今回はダムカレーは回避して、
こちらをば。ちとぜいたく。
「河内鴨」は『大阪産(おおさかもん)』の地元・大阪のブランド合鴨。「京野菜」などと同じように「大阪産やん、すごい!」と思ってもらえるようになるのがいいのですが、まだまだ全国的にはPRが足りないなというところ。
スキレット鍋でしっかりと熱を加えた河内鴨の丼、見た目もぜいたくですが、味もなかなかのもの。酸味の効いたタレと合“鴨”には、やっぱり葱でしょとばかりに、ざっくりとカットした白ネギの甘みがイイ感じ。
そして、野菜がおいしいです。
パティスリーですが、大阪で野菜づくりもしているので、素直においしい野菜も食べることができます。
気楽においしい食事で、メンバーの気持ちも盛り上がったところで会場へ。
会場に着くと、皆で参加者を迎える準備。
スペシャルゲストの神戸市つなぐ課特命係長の長井さんは準備に余念がありません。
長井さんは「地方公務員がすごい!と思う地方公務員アワード2019」を受賞し、今、のりにのっているスゴい地方公務員。
何かを頼まれるとよほどのことが無い限り受けてくださるので、同業者で新しいグループができるときには長井さんを呼べというくらい、「第一回の男」という異名が生まれてきつつあります。
そんな長井さんが、自身の活動やこれまでの経験を踏まえて、参加者の多くを占める南河内の若手公務員に語ったのは、「考えるより、とにかくやってみよう」ということ。
自身が、あまり得意でなかったICTの分野に異動したときに、積極的に受けて一歩踏み出すことを続け、仲間を集めチャレンジした結果、自由度が広がってきたと言います。
[blogcard url=https://japan.cnet.com/article/35123507/]
Facebookと神戸市の連携など「すげーーー」と思っていたんですが、そこに至るまでの良いスパイラルの作り出し方など、学ぶところだらけの講演でした。
続いて、私も含めたゲストスピーカーからはLT(ライトニングトーク)としてそれぞれ5分で思いの伝播を。
貝塚市の八野さんは、MIRAI-HUBと同様に、泉州で「せんたま!」という公務員のオフサイトミーティングの場づくりをされています。明るい人柄と行動力で、「みんなで元気になろーぜ」という気持ちを思い起こさせます。
「役所の外には面白いことが一杯あるんだよ。一歩だけ踏み出したら、二歩目はついてくるから」という言葉は、確かに!と思ってしまいました。自転車なんかと一緒でこぎ始めたら、車輪は回っていきますよね。
柏原市の舩冨さんは、毎月第2日曜日に柏原の「いとをかし」が集まるマルシェ「をかしわらマルシェ」の代表です。
元々、事務系の公務員だった彼は、地域から「若い人にやって欲しい」と言われて、二つ返事でマルシェを運営することになったのですが、そのきっかけを大切に、地域の思いを正面から受け止める「地域に飛び出した」公務員になりました。
私や長井さん、八野さんよりも参加者の年齢に近い彼の活動は参加者にとても響いたのではないでしょうか
[blogcard url=https://wokashiwara.com/]
続いて、MIRAI-HUBが力をいれている南河内の三市から、富田林市の井関さん、大阪狭山市の梶田さん、河内長野市の木下さんがLTに。
それぞれ、入庁1・2年目の若手職員からのライトニングトークは、「市役所に入ってみての心境の変化やこれからやってみたいこと」がテーマ。
それぞれ、入庁に至るまでの経過も違えば、現在の職域も違いますが、共通するのは入庁して何年も経つ私たちが薄れつつある「入庁時、疑問に思ったことを忘れない」という新鮮な思い。
1年目、2年目も10年目、20年目でも、同じ思いで、新鮮な気持ちでチャレンジすることが改めて「イイ公務員」になる一歩だなと改めて感じました。
私も、ゲストスピーカーとして立たせていただきました。
何分、長井さんのように仕事での実績があるわけでもなく、納さんらMIRAI-HUBのメンバーや八野さんのように前向きな公務員を奮い立たせることもできません。舩冨さんのように地域に飛び出す積極性にも欠けています。
そんな「普通の公務員」がおっさんになるまで心がけていることをほんの少しでも伝えることができたらなぁと思って、スーパー公務員にはなれないかもしれない、意識高い系でもない公務員が、少しだけ広い目線で「公」と「私」に関わってねと……うん、ちょっと偉そうやな。
初めてLT(ライトニングトーク)にチャレンジしましたが、まだまだ修行が必要ですね。
懇親会で色々な方とお話しして、ライトニングトークでうまく伝えることができなかったことが、自分なりに整理できました。
終電間際まで、楽しい時間を過ごさせていただいて、帰りの電車で「イイこと思いついた」ので、さっそくよんなな会の主宰の脇さんにメッセージを飛ばしてみたところ、思ったよりも好反応がかえってきました。
次回の関西での「よんなな会」で次につまみ食いで始めたい題材ができました。
この日、お話させていただいた方と、緩やかなつながりで、また面白いことやりたいですね。
MIRAI-HUBの皆様、参加された同業者の皆様、これからもしっかりと頑張りましょー
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