サッカー好きなら聞いたことのあるまち・ペルージャ。 100万人の来場者を集めるというヨーロッパ最大級のチョコレートの祭典が大阪にやってきました。
イタリアから13ブランド、大阪初出店を含む日本ブランドが3ブランド。 バレンタインデーの2月14日まで堂島リバーフォーラムで開催の「Eurochocolate in Osaka 2019」初日の模様をご紹介します。
個性あふれる13工房のチョコレート
イタリアから登場の13ブランドは、北はビエモンテ州のトリノ、南はシチリア島までイタリア全土から厳選されています。
それぞれの工房のチョコレートは個性があふれ、日本ではあまり見たことのないチョコレートもたくさん。
ブース前で試食させていただけるところもあり、それぞれのチョコレートを見ているだけで心がざわざわとしてきます。
会場内にはイートインできるスペースも用意されており、友だちと一緒に食べ比べができます。
また、チョコレートにどんぴしゃで合うワインや、ホットチョコレートも販売されており、ゆっくりと楽しめそう。 好みのチョコレートは人それぞれですが、せっかくなので会場で販売しているチョコレートの一部をご案内。
MELILLO
看板のイラストどおりの柔和な雰囲気で、陽気なイタリアンチーフショコラティエ・FEDELE LELLO MELILLOさん。
イタリア中部のモリーゼ州テルモリの老舗店が提供しているのが、ココナッツミルク入りのジャンドューヤ。しっかりと成形されたケーキのような美しい断面で、口にするとなめらかで穏やかな甘みが感じられます。
ココナッツの風味が強すぎずチョコレートと調和しているのが素晴らしいです。
ビエモンテ産のヘーゼルナッツをたっぷり使ったジャンドューヤと2種を量り売り。私は職場の女性へのお土産で購入しました。
COSTRUTTORI DI DOLCEZZE
会場で一番おもしろいチョコレートを販売していたのが、Eurochocolateの公式ブランドCOSTRUTTORI DI DOLCEZZE(コストゥルットーリ・ディ・ドルチェッツェ)。
「遊び心」と「独創性」をテーマにしたハイヒール型のチョコレートはついつい写真に撮りたくなっちゃいます。
「Grattaciock Bianco / Fondente」はミル付きのチョコレート。
ペッパーミルのようにパッケージを回すとなめらかなチョコレートパウダーを作ることができます。楽しそう。
アイスクリームやケーキにトッピングしても良いし、ココアやカプチーノの仕上げにひと削りなんてのも良いんじゃないでしょうか。
個人的にはダークチョコとホワイトチョコの2色がパッケージされているのがおすすめ。
VANNUCCI
地元ペルージャから登場のVANNUCCI(ヴァンヌッチ)は、機械による流れ作業を一切行わず手作りで丁寧なチョコレートを販売しています。
カカオ100%のチョコレートも気になったのですが、シロップ漬けのオレンジにダークチョコレートをコーティングしたものが絶品。酸味と甘み、そしてチョコレートの苦みのバランスが最高です。
BE WELL
同じくペルージャからやってきたBE WELL(ビーウェル)。
フリスビーのような大判チョコレートをその場で割って量り売りしています。
高品質なチョコレートをそのまま味わえるものから、グルテンフリーや非加熱製法のローチョコレート、9種類の種や実を使ったスーパーフードミックスといった「体に良い」チョコレートという魅力的なものを販売しています。
bicerin / 吉祥華寮 / MaJOLIE
日本の3ブランドも負けちゃいません。
2016年のG7伊勢志摩サミットで各国首脳に提供されたというbicerin(ビチェリン)
焼きたてチーズタルト専門店「PABLO」の嵜本将光さんが手がけるMaJOLIE(マジョリ)の魅惑のガトーショコラ。
求肥のような食感の雪平餅でチョコレートを包んだショコラ大福を提供する京都の吉祥華寮。
ご紹介したブランド以外にも魅力たっぷりなお店、チョコレートが勢揃い。
本当に、何を食べようか、何を買って帰ろうか悩んでしまいます。 バレンタインデーを控えて、阪急百貨店をはじめ様々なところでイベントも開催されていますが、フォトスポットがあったり、こちらもチョコレート好きなら楽しめるかと思いますので、ぜひこちらで奥深いチョコレートの楽しさを味わってみてはいかがでしょうか?
イベント名 | Eurochocolate in Osaka2019 |
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開催期間 | 2019年2月1日(金)~14日(木)[月~金]12:00~21:00/[土・日・月祝]10:00~20:00※最終日は19時まで |
場所 | 堂島リバーフォーラム |
サイト | 公式サイト / 公式Facebook / 公式Instagram / 硬式Twitter |
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