- 2017年12月16日
気持ちを癒やす小さなケーキ@中崎町「patisserie 23」
素敵なパティスリーを見つけました……妻と娘が。 中崎町につい先日オープンした「patisserie23」(パティスリー……
飲食店の80%は開店して3年以内に閉店の憂き目に遭ってしまうといいます。そんな中、自分がいいなと思った店が何年も続いて、ちょっと人気店になっていたりすると嬉しくなってしまいます。
5年ぶりの嬉しい再会になりました。
1号店は北区曾根崎に2013年にオープン。店主の武田さんは、その時から「大阪で神戸長田の長田焼きを食べてもらいたい」と着実にお店を続け、この度南船場に新しく2号店をオープンされました。
まさか覚えてくださっていると思わず、5年前とはまた違う意味で嬉しくご紹介します。
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この日のスタートは焼きそばから。
むっちりとした極太麺に、長田らしい濃厚な辛味のドロソースを絡めた焼きそば。新鮮なホルモンは噛みしめるごとにうま味を味わえます。
ソースが結構スパイシーなので、すき焼きのように生卵に絡めると辛さはかなり落ち着きます。
5年前は「かなり辛い」と書いているくらいなんですが、5年間で私の舌はかなり辛いものに慣れたのかも。生卵につけなくても好きなくらい辛さに感じます。
あー白飯欲しい。
鉄板になんとか収まるくらいの大きく広げた長田焼き。具材は豚肉、イカ、タコ、海老、そして油かす。
生地は大阪のお好み焼きとは違い、薄くクリスピーな感じですが見た目以上に食べ応えがあります。
大阪では販売されているお店を見つけられていないという黒豚の腹脂を使い、じっくりと焼きあげ脂のうま味を生地に移し込んでいます。生地そのものやソースのうまさが際立ちます。
ざっくりと刻んだフレッシュなトマトと、カットするととろけ出るチーズが女性受けする一品。
大阪のお好み焼きよりも少し辛めのソースと、生地、トマトやチーズのバランスが非常に良く、2枚目に選ぶならこれかな。
お好み焼きは腹脂でじっくりと焼くので提供までに結構時間がかかります。
鉄板で焼く野菜などサイドメニューもそろっているので、お好み焼きが焼き上がるまで、お酒にあうものをオーダーするのもおすすめ。
定番のメニューですが、カリッと焼かれた豚バラとみずみずしいアスパラの相性がいいですね。
新鮮なシイタケはそのまま焼いてもおいしいものですが、アンチョビバターのほのかな苦みとたっぷりの九条葱がシイタケのうま味を増しています。
これ、好きです。
甘いっ!
淡路島産の旬の玉ねぎは甘さが違います。ほっくりとした食感にクセの少ない甘味が魅力です。
こちらも女性に人気という一皿。
鉄板焼きとは思えないサラダのように華やかな料理で、ねっとりとしたアボカド、さっくりとした食感の山芋と似ているようで似ていない組み合わせで食べさせます。粉もんだけじゃなくて、こういう料理が脇に備えているのはありがたいところ。
おいしい。これもおいしい。
タコが新鮮で、噛むととんでもない弾力で跳ね返してきます。噛むほどにおいしく、ガーリックの香りがこれだけ食べた後でも食欲をそそります。
鉄板焼きメニューの中でもこれも定番のトン平焼き。
厚めにカットしたお肉と濃厚なソースでお腹いっぱいに。
最後にねぎ焼きを。ねぎ焼きといえば大阪でも有名店がありますが、こちらのねぎ焼きはやはり、豚の腹脂でじっくりと揚げ焼きのように焼いた一枚。
たっぷりの九条葱もおいしいのですが、とにかくカリッと焼かれた生地がおいしい。
オープン当時は「なんで大阪のお好み焼きはないんや」と言われたそうですが、5年間じっくりと長田焼きを提供し続けて、2店目のオープンになりました。「大阪来たからお好み焼き食べて帰ろ」という人よりも、「はなたれの長田焼きが食べたい」とやってくるお客さんをこれからも大切にしたいとのこと。
やっぱりおいしかったです。お酒を飲みながら、長田焼きをつまみにゆっくりと時間を楽しめるお店。2店目も繁盛祈っています、ごちそうさま。
店名 | 南船場鉄板食堂 はなたれ |
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ジャンル | お好み焼き、焼きそば、鉄板焼き |
住所 | 大阪市中央区南船場3-7-28 第二ローズビル1F |
電話番号 | 050-5595-6667 |
交通手段 | 大阪メトロ御堂筋線・心斎橋駅より徒歩5分 |
営業時間 | [月・水~日曜日]17:00~2:00(LO.1:00) |
定休日 | 火曜日 |
サイト | ぐるなび / 食べログ |
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