- 2022年9月12日
清和源氏発祥の地でまちブラしてきました@兵庫県川西市
公認ライターとして参加させていただいている『ニッポンごはん旅』での自主企画「公務員グルメ旅」 そのまちのおいしいものや魅……
スパイス仲間との新年会。場所はちょっと女性をお連れするにはかなり勇気のいる場所(どうして勇気がいるかは、大人なんでググってください)なんですが、九条駅からほど近くにある「Asian kitchen cafe 百福」。
百福さんは、カレーEXPOでも蝦夷鹿のカレーを提供していて気になっていたので、お誘いいただいたカレオタ・TAKさんには感謝。まずは、タイのビール「chang」で乾杯です!
この日はスパイシーなアテをさかなに、メインは禁断の「カリゲタン」で楽しんできました。
タイのさかな肉のつみれです。ナンプラーが香る爽やかなソースでいただきます。つみれというよりははんぺんをしっかりと丸く固めたような食感。最初の一品にいいですよね、これ。
パクチーがしっかりと振られた海鮮春雨サラダ。同行者にパクチーが苦手な方が2人いたので、パクチーをどけたりしていましたが、パクチー好きにとってはこれくらいはふりかけみたいなもの。パクチーの香味とピリッとした味付けで、ビールが進みます。
タイ式の焼き鳥とのこと。タレが意外と甘めで、鶏も大ぶりにカットしてあり焼きすぎず程よい皮の焦げ目が食欲をそそります。あー、ご飯欲しいという味ですね。鶏の脂がしっかりと混ざったタレにキャベツをつけるのもおいしいです。
「イカ」にもといった感じのビジュアルの炒め物。鹿の子に細工を入れたイカにトロッとしたスパイス餡が見事に絡んで、スパイス好きならばついつい手が伸びる一品です。黒いのは唐辛子だと思うのですが、同行者の一人が食べて「辛くない」とか言ってましたが……スパイス仲間だしな、信じちゃいけない気がする。
と、ここでメインの鍋が登場。韓国料理の参鶏湯にインスパイアされた丸鶏一羽のうま味が凝縮された参鶏湯式スープカレー、それがカリゲタンです。
参鶏湯は内臓を取り除いた丸鶏にもち米や高麗人参を詰め込んでグツグツと煮込んだ鍋料理ですが、実はあまり好きな料理ではありません。特に高麗人参の土臭さが苦手なんですよね。
カレースープに丸ごと煮込んだ鶏が一羽。参鶏湯と同じくでっぷりと太った鶏になっています。この腹を割って食べるのですが……おぉ、うまい。参鶏湯は鶏のうま味がしっかりとでたスープを味わうものですが、こちらはお腹に詰められたタイのもち米・カオニャオとタイハーブ、そしてふんだんなスパイスの合わさったスープの複合的なうまさで素晴らしいものになっています。パクチーやレモングラスもイイ感じで、スプーンで解れるほどに煮込まれた鶏肉はもちろん最高です。
もちろんこれだけでもおいしくて体もあったまるんですが、ナンプラーや塩、唐辛子や酢、ココナッツミルクを加えて、自分好みにすることもできます。個人的には酢、ナンプラーを少しずつ加えてエスニック感を強めたり、ココナッツミルクを多めに加えてスープをたっぷりと飲むのがおすすめです。
追加のトッピング(+100円)で、温玉やダル(ネパール式豆カレー)、温野菜なども出来ますが、ある程度食べたらフォー(米麺)を入れていただくと上質なカレーヌードルになります。ライスが付いているので、さらにライスを加えて本当にスープカレーとして食べてもOK。
これはたまらんねぇ。分量的には2~3人前といった感じで結構ボリュームがあります。寒い日食べると体が温まりますよ。
ここからは延長戦。お酒が進んで、私は途中からラッシーとか飲んでますが……
カリゲタンとは異なって、野菜をしっかりとスパイスで炒めたカレー炒め。こういう一品一品のアテがなかなか素晴らしくて、会話もお酒も進みます。
カオ(ご飯)ないやん……元々ないのか、アテとしてなしで頼んだのかは不明。刻んだ人参、胡瓜までおいしいんですよね。カオマンガイは結構好きなので、このぷるっとした食感と、甘めの味付けは刺激のあるスパイスに疲れた胃に優しいです。
あぁ、食べた食べた。お店を出たら体中がスパイスの香りで包まれて、温かく感じてしまいました。あーおいしかった、ごちそうさま。
店名 | Asian kitch cafe 百福 |
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ジャンル | アジア料理(タイ・ネパール)、カフェ |
住所 | 大阪市西区九条1-3-12 |
電話番号 | |
交通手段 | 地下鉄中央線・九条駅より徒歩5分 |
営業時間 | 12:00~16:00/18:30~0:00 |
定休日 | 第2・3水曜日、木曜日 |
サイト | Facebook / Instagram / ぐるなび / 食べログ |
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