日本手帖の会主催「手帳100冊!書き比べ総選挙!!」おもろい手帳に出会ってきました。

2015手帳

今年も2か月を切り、LoFtや東急ハンズ、文具店には来年のが並ぶ時期になりました。
年度始まりの4月や秋始まりの10月の手帳も販売されるとは言え、やはり、この時期が一番の売り時。

手帳といっても、ほとんどの人は1か月のタイプか、一週間が1ページになっているか、ちょっと凝った人なら「ほぼ日手帳」を知っているかくらいでしょうが、文具オタク、手帳オタクになるともっともっとマニアックに拘ってしまいます。
そんな文具・手帳オタ向けの「手帳100冊! 書き比べ総選挙!!」が開催されたので参加してきましたっ!


書き比べ総選挙看板

日本手帳の会が主催する、この「手帳100冊! 書き比べ総選挙!!」、実は過去に3回開催されてまして、以前から参加してみたいと思っていたところ。
今回は、大阪会場が茶屋町のジュンク堂書店2階ということもあって、時間を見つけて突撃、突撃っ!
手帳

ずらっと並んだ各社の手帳が100……ん、100冊以上あるやん。エントリーは114冊もあったそう。オーソドックスなビジネス手帳から、かなり特殊な形の手帳、アナ雪のような今年だけしか販売しなさそうな手帳まで。
そんな様々な手帳を実際に手にとって見ることが出来るだけでなく、自由に書き込んで試してみることができるのです。

Evernoteスタンプ

自分が普段使っているペンやで書き込んで、書き心地はどうか、記入欄の大きさはどうか、裏抜け(書いたペンのが裏面に滲む)しないか、を貼ったらどうか……色々な人が、色々なことを試しています。

一人が「ちょっとここの方眼が小さいなぁ」と書き込んでいる横に、矢印が書き込まれて「同感」と書いてあったり、中にはオリジナルのスタンプを押してみたりしているのもあったり。そんな他の参加者が書いてあることや試してあることをメモって、自分の使い方に取り入れたりしてみるのも楽しいんですよね~。のスタンプも見つけました……ウチもこれ作ってみようかなぁ
メーカーの方も、この総選挙に来てはったりして、そういうメモを見て、商品造りの参考にしているとか……参加者の書き込みの中には結構キツいことも書かれているので確かに参考になるかも。

さて、なんといっても総選挙ですので、参加者は3票まで気に入った手帳に投票することができます。
ウチが投票した手帳は置いておいて、ちょっと気になった手帳をご紹介

ロジカルダイアリー2015ノートタイプ / ナカバヤシ

ロジカルノートダイアリー

ナカバヤシ ロジカルノートダイアリーA6 NS-A602AB ブルー
ナカバヤシ
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一般的なタイプのスケジュール帳はコクヨがCampusダイアリーで、先陣を切ったのですが、ナカバヤシがヒット商品のロジカルノートでスケジュール帳を作ってきました。ロザン宇治原が開発した綺麗に書けるノートとして売ったロジカルノートですが、1行を3分割にするという特徴はそのままにスケジュール帳にしています
Campusダイアリーが売れるなら、ロジカルノートダイアリーも間違いなく需要があると思います。
ウチの用途には合わないスケジュール帳ですが、ウチの職場でもノートサイズのスケジュール帳やカレンダーに予定を書き込んでいる人もいるので、そういう方には受け入れられそうです。

Opini(オピニ)スケジュールノート / シャチハタ

opiniopini

印鑑で有名なシャチハタが販売している手帳。「働く女性の声から生まれた手帳」とのコンセプトで、スケジュールノートはA5、B6、A6と3サイズ揃っています。
ウィークリーページは2ページ一週間を縦に7つに区切っているのですが、予定の記入欄をToDo、Boss、Work、Privateに分けていて、しかもその文字がかなり抑えめの色で書かれているので、鬱陶しさを感じないのが本当に素敵です。

他にも、記入欄がドット方眼だったり、開きたいページがすぐ開けるようにコーナーにミシン目が入っていたり、なんとも使いやすそう。
ウチはすでに来年の手帳を選択済みやったんですが、これに乗り換えても良いかもと思いました。

ふくろダイアリー / midori

ふくろダイアリーふくろダイアリー

アイデアとして一番おもろいなぁと思ったのは、midoriのふくろダイアリー

サイズはスリムA5……かな? を横にリングファイルで綴じた感じ。左右に二週間のブロックタイプのカレンダーになっているのですが、そのカレンダーがそのまま「ふくろ」になっています。なので、レシートやちょっとしたメモをそのまま「ふくろ」に入れておくことができるという……

見た瞬間「面白い!」と思ったのですが、ちょっとクラフト紙の髪質が好みに合わなかったのと、結局の所「ふくろ」に何を入れる? と考えてしまうと、うーん。自分には使い処が見つけられなさそうという結論に

でも、こういうチャレンジをした商品は大好きですね。

五年手帳フィンレンソン

不二精機の五年手帳は、コンパクトでありながらメモ欄が折りたためるギミックが面白かったり、学研ステイフルのフィンレイソンB6手帳は北欧スタイルということで、色合いもページの端に添えられたアイコンが可愛かったりと、一冊一冊の工夫を楽しく1時間くらいじっくりと試してしまいました。

面白い手帳はドンドンと売り切れてしまいますので、早めにぜひ来年の手帳を探しに出かけてみてはいかがでしょうか? ウチは革カを今年買ってしまったので、来年もジブン手帳で行きます!

ジブン手帳