「公務員と語るホントの本音」バナー

『公務員と語るホントの本音』今の公務員とこれからの公務員

「公務員と語るホントの本音」バナー

イベント自粛が続く中、様々な分野で困ったことが起きています。

何より困るのは、今年・来年、人生の選択肢を迫られる世代。
将来的に「コロナ世代」と言われるかもしれないこの世代に対して、アプローチしていこうというイベントに参加してきました。

今年は新型コロナウイルスの被害拡大、その後の対応もあり、各地の自治体が来年度の職員採用に向けた動きが見えづらい状況になっています。
インターンシップを中止したり、採用案内説明会などもなかなか見えてきません。

全国の公務員と学生が参加する『オンライン市役所』の人事企画課はそういった学生に向けて、現役公務員の生の話を聞く機会を作ろうということで、今回の企画『公務員と語るホントの本音』をZOOMを使ったオンライン開催することになりました。

当初100名を予定していたこの企画、あっという間に枠が埋まり、すぐに増枠。このあたりはオンライン開催のメリットですね。
結果的に200名近い参加者を集めたこのイベント、レビューします。

オンラインならではのイベントの魅力

イベントのグラレコ

イベントは今回の主催であるオンライン市役所人事企画課長の千葉県・星野さん、そして、『よんなな会』主宰の横浜市・脇さんから、このイベントにかける思いをしっかりと伝えるところからスタート。

現役公務員は70名程度、国・都道府県・市町村とかなりバリエーション豊かな構成で、100名を超える学生参加者に向けて、実際の公務員ってどういう人たちなのか、どういう仕事をしているのかということを実際に話して知ってもらうだけでなく、今持っている公務員のイメージが合っているのか、そうじゃないのかをイベントに参加することで感じてもらえたらいいなということなどが語られました。

オンライン開催で何より「いいな」と思ったのは、ZOOMによるチャット欄。
星野さん、脇さんが話す間でも、学生さんたちからの質問があれば、ドンドンとチャット欄に書いてもらって、それに参加している公務員がドンドンと返答を書いていくという場面が繰り広げられました。

私もこちら側に積極的に参加。外出自粛の中、アーティストがオンラインイベントをYouTubeなどで開催することも増え、コメント欄で視聴者が参加するというスタイルがそろそろ普及しつつあるように感じていますが、私にとっては、パソコン通信の時代からやってきたようなチャットのスタイル。慣れたもんです。
最初は公務員同士のコメントが続きましたが、これも想定内。
しばらく続けているうちに、公務員志望の学生さんたちから率直的な質問が出てきて、様々な立場からシンプルに回答が書き込まれていきました。

もちろん、この質問→回答の流れも良かったのですが、個人的には公務員が星野さんや脇さんの話にチャット欄でツッコミや茶々を入れたり、補足をしたりという流れで、参加している公務員が意外と話しやすそうだという雰囲気を作れたんじゃないかと思っています。
これはオンラインのイベントならではの魅力ですね。

その後、ブレイクアウトルームで公務員・学生交えて、自分の周りにある誰かに見せたいもの「一品(逸品)」を見せ合うアイスブレークトークでさらに良い場づくりができました。

現役地方公務員・国家公務員による座談会

イベントのグラレコ2場がいい感じで温まったあとは、現役公務員4人による座談会。

登壇者は地方公務員の立場から大阪府富田林市の納さん、千葉県庁の山崎さん、国家公務員の立場から厚生労働省の太田さん、財務省の亀遊さんがそれぞれの立場からのお話がありました。

内容については、こちらにもグラレコ(グラフィックレコーディング)にぎゅっと詰まっていますが、特に学生さんたちにとって、採用説明会の代わりのとっかかりとして納さんの話した内容はすごく良かったなぁと思っています。

地方公務員ブロガー 納 翔一郎~富田林INFORMATION×WORK×LIFE~

令和2年5月31日にZoomで開催された「公務員と語るホントの本音」に参加しました。本イベントは、「」の…

特に、どの自治体を目指そうかと考えている学生に対して、例えば地方自治体であれば「自治体の規模はどのくらいで、どういった部署があるのか」を調べてみるというアドバイスはすごく役だったのではないでしょうか?

フリートーク

イベントの後半は現役公務員と学生たちのフリートーク。
約20分×3回で、現役公務員が1・2人に対して、学生が3・4人という形でブレイクアウトルームで自由に質問できる場が設定されました。

色々な質問がありましたが、全体的な印象として公務員志望の学生さんたちからは「町づくり」といったキーワードが多くあったように思えます。

公務員(特に地方公務員)は、その土地・地域に影響を与える「町づくり」に関わっているというイメージが学生にはあるのかもしれません。
私は「町づくり」というイメージの具体化が必要かもという話をさせていただきました。
公務員の仕事は「町を作っていく」ことよりも、「町を作っていく」人たちに対して支えたり、伴走したりする仕事なんじゃないかな、と。

また、公務員を目指すにあたって、何を勉強すれば良いか? という質問については、公務員の仕事は自分の周りにあること全てが公務員の仕事になり得るので、特定のことを詰め込む(勉強する)のではなく、自分が興味を持っていること、面白いと思っていることを深めていくことで、それが公務員としての仕事の「強み」になっていくんじゃないかと伝えさせていただきました。

「リアルな公務員の熱量が分かった」「公務員に対する考え方が変わった」という学生さんからの嬉しい言葉もあり、閉会後も交流会ということで1時間以上やりとりをさせていただきましたが、公務員側として参加した私にも得るものの多いイベントでした。

オンライン市役所にもどうぞ

オンライン市役所バナー

オンライン市役所とは、地域や職場を超えて他の自治体の方と同じ悩みや不安を共有、相談したり、積み重ねてきた貴重なノウハウを共有、引き継ぐことができるオンラインプラットフォームです。

今回の企画はオンライン市役所発のイベントでした。

オンライン市役所は、現役公務員と学生が参加可能なバーチャルな組織です。
5月21日現在32の課・サークルに550名を超える参加者が、このオンラインプラットフォームを活用して、常時繋がりを深めています。

「市役所」ですので、ここでは今回の企画を主催した「人事企画課」の他にもたくさんの「課」や「グループ」が存在しています。
「人事企画課」「住民自治課」「障害者支援課」「生活保護CW(ケースワーカー)課」といった現実にあるような部署もあれば、「デザイン部ライティング課(「書く技術を高めていく」)」「やめる課」「パクる課(他の自治体の良い事例を共有してパクっていこう)」といった個性的な課も存在しています。

私は「ゲーム推進課」という部署を立ち上げたくて、現在課員を募集中です。ここでは

  • ゲーミフィケーションの考え方を活用して、行政施策を柔らかに伝える・広げる(研修・講座・訓練などのゲーム化)
  • イベント会場でのキッズルームでのゲーム開催により、子連れの参加者が参加しやすい環境を提供する
  • 単にゲーム仲間を増やす

ということを目的にしています。

「オンライン市役所」というと、ちょっと堅いイメージを持つかも知れませんが、真剣に・柔軟に色々なことを考えて、これからも色々な企画が立ち上がっていくと思います。

興味があれば、ゆるっと・ぬるっとでも良いので、ぜひご入庁ください。

オンライン市役所
ad
「公務員と語るホントの本音」バナー
最新情報をチェックしよう!