トップバナー(広報紙1月号)

天王寺区広報紙1月号「(株)オオウエ」今年も手に取りたくなる広報紙を

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[引用:役所]

あけましておめでとうございます。
年明け早々仕事のことをブログに書いてるんじゃないよと思いながらも、やはりは元日の新聞に折り込まれているので、一発目のブログ更新は広報紙の発行のお話です。

今月号の表紙は、私が広報担当になった時から「いつか取り上げたい」と思っていた(株)オオウエさんの「フトッパラ(伊勢海老)」でおめでたくさせていただきました。
行政の広報紙なので、「成人の日」にあたる式典や区長の新年のご挨拶もあるのですが、それよりも天王寺区らしく今年も”思わず手に取ってみたくなる”広報紙であることを一番に考えました

和紙には伝統と未来に残すべき価値がある

(株)オオウエは四天王寺の側で、今年創業70周年になる和紙の卸業です。日本各地で作られている和紙を、その用途に合わせて提案、販売する「和紙のお仕立て」をするのが本業です。そんな(株)オオウエを私が知ったのは広報担当になるもう少し前のこと。
ある文具・で一風変わった製品を見つけました。それが、ポチ袋「コレッポチ」、Amazonでも販売されている人気のポチ袋ですが、最初に見た時の感想は「こんなん売れるんかいな」というもの。和紙そのものがもつ素材の魅力って、紙そのものがもつ質感だったり美しさじゃないの? なんて思っていました。

オオウエの次期(四代目)社長候補の大上博行さんは、一時は家業から離れた人物です。しかしインタビューで彼が語る言葉はまっすぐに和紙の未来を見つめていました。ふざけているかのような「和紙田大學」というブランドは「和紙には伝統と未来に残すべき価値がある」という言葉にこそ繋がる製品でした。

思わずニヤッとする大阪らしいポチ袋「コレッポチ」や祝儀袋「フトッパラ」を見るとコミュニケーションが生まれます。そのコミュニケーションに隠された本物の和紙の質感、そのアンバランスな魅力が、今の和紙なんでしょう。
もの凄く素敵なものを見せていただいた気がします。

「和紙田大學」ブランドの製品の購入はオンラインストアの「うるわし」Amazonで。私は「和紙問屋が厳選する、プリントできる全国からの和紙特集」をオンラインストアのトップに貼っている点に、本業を大切にする気持ちが現れていて素敵やなと思います。

聖火トーチを見たことがありますか?

記事(聖火トーチ展示)
(引用:天王寺区役所)

あまり大きな扱いじゃありませんが、3面にこんな記事を掲載しました。
2020年の東京オリンピックまで1,000日を切ったことを機に、NHKが1964年に開催された東京オリンピックに関わる映像などを色々と放送されています。

オリンピックの開催前に各地をまわる聖火ランナー、1964年は4コースで全国を回り、もちろん大阪でも聖火ランナーが走ったわけで、当時、天王寺区内を走られた信濃修さんにお会いする機会があり、興味深いお話を聞かせていただきました。現在、区内の天王寺中学校に寄贈された聖火トーチを当時の新聞と合わせて区役所1階の区民ギャラリーに展示しています。

なかなか本物を見る機会はないと思いますので、ぜひ見に来ていただければと思います。

大阪環状線ドラマ第3弾がスタート

画像(大阪環状線ドラマ)
(引用:関西テレビ放送)

NHKに続いて、次はカンテレ(関西テレビ)で。
6・7面のイベント情報は1月らしく結構ぎっしりと色々な情報を掲載しましたが、カンテレが1月16日から放送する「大阪環状線Part3~ひと駅ごとのスマイル~」をご紹介。ドラマのほとんどが東京の放送局制作という中、関西テレビが自身で制作するオムニバスドラマの第3弾。大阪環状線の各駅をタイトルにして、ローカル色豊かなオムニバスドラマを展開します。天王寺区内でもロケをして(……見たかった)、以前エキストラ募集にもほんの少しご協力したのですが、今回放送を前に全10話中8話を一気に視聴することができる試写会に区民をご招待ということで掲載しています。
まだ広報紙を見ていない区民の方は、ちゃんと広報紙を読んでぜひ応募してください

今回は全10話のうち4話が天王寺区内の駅なんですよ。区内の風景がたっぷり出たらいいな……環状線の外側(他の区になる)ばっかりだったら、二度と協力してやんないから……ウソですよ。

大阪のチームはセレッソ大阪だけじゃない

昨日、サッカー・J1のセレッソ大阪が天皇杯を制して2冠を達成しましたが、をホームタウンとしているのはサッカーのセレッソ大阪だけじゃありません。

画像(大阪エヴェッサ小中学生観戦デー)
(引用:天王寺区役所)

プロバスケットボール・Bリーグの大阪エヴェッサさんも年明けの1月19日・20日の試合で小中学生観戦デーを開催します。

今シーズンは苦戦していますが、どんなスポーツでもファン(バスケットボールでは「ブースター」って言うんですね)の応援は選手の力になるもの。
開場は舞洲にある府民共済SUPERアリーナと交通の便は決して良くありませんが、ハリセンをつかった大阪らしい応援は熱狂的で楽しいですよ。

そうそう、忘れちゃいけないのがプロジェクションマッピングなどを使った演出の数々。プロバスケットボールの試合を観戦したことがなかった私は開幕戦で本当にビックリしました。ハーフタイムのショーでも活躍するチアは試合中ずっと観客の盛り上げに力を注いでいて、可愛くてしかたありません。
見たこと無い人にぜひ一度体験していただきたいです。

成人の日の式典は1月7日

最終面には「成人の日記念の日のつどい」のお知らせを。天王寺区では成人の日の前日1月7日(日)に開催します。ご注意のほどを。

新成人の皆さん、おめでとうございます。

今年も、「思わず手に取ってみたく広報紙」しっかりと作っていきますので、どうぞ皆さんよろしくお願いします。