GEAR 上演回数2,000回突破、京都発の最高のエンターテインメント

2012年より足かけ6年目、上映回数は2,000回超え、100名以下の小劇場としては脅威の来場者数15万人突破と信じられない記録を作りながら京都でロングランを続けている「ギア」を久しぶりに見たくなって、前日にチケットを取って行ってきました。なんと4年ぶり。

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誰にでもお薦めできる極上のエンターテインメント

人の心が起こす、再生の奇跡

人間型ロボット「ロボロイド」が働き続ける、忘れ去られた古い元おもちゃ工場。
人間が去った今も働き続けるロボロイドたちの前に、かつてこの工場で作られていたおもちゃの人形「ドール」が現れる。
ロボロイドは、異物に対する解析機能を通じて、ドールと触れ合い、ドールが持つ不思議な力により、思わぬ能力を発揮する。
一方、ドールはロボロイドたちとの「遊び」を通じて、少しずつ人間に近づいていく。
そんな楽しそうな時間もつかの間、あることをきっかけに工場が大暴走を起こしてしまう。

そして……

「ギア」は台詞を一切使わないノンバーバル(=言葉に頼らない)パフォーマンスショー。壊れかけのおもちゃ工場で、かつての作業を続ける人型ロボットのロボロイド4体とそこで作られていたおもちゃの人形・ドールとの不思議な交流を描きます。

物語を紡ぐのは、ドールを楽しませるためのロボロイドたちの素敵な能力。ロボロイドを演じる4人はそれぞれパントマイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングのトップパフォーマー。ただのおもちゃだったドールが不思議な力で動けるようになり、ロボロイドたちも彼女に触れることで人のように動くことができるようになる……そんな物語に自然な形で組み込まれた個人パートで素晴らしいパフォーマンスを発揮してくださいます。

この日のパフォーマーは、パントマイムが岡村渉さん

ブレイクダンスはたっちんさん

マジックは橋本昌也さん

ジャグリングがリスボン上田さん

そしてドールが中村るみさんでした。

「ギア」のパフォーマーとして登録されている方はドール役も含めて総勢27名。その日、その日でキャストが異なりますので、観に行く度に違う驚きに包まれます。ドールはロボロイド4人と違って、ダンスや可愛い仕草で魅せるんですが、この日のドールの中村るみさんはバトントワリングの全国大会出場経験があるとのことで、ジャグリングパートも素敵な感じでした。

4年前に観た時はVer.3で、今はVer.4。その頃よりも物語とパフォーマンスの融合が進んでいます。ロボロイドたちの登場から、工場での一日がスタートして、ちょっとしたアクシデントから工場機材が壊れたり、そのことでコミカルなやり取りがあったりパフォーマーたちの「お芝居」のパートが良く出来ており、前のめりに物語に引き込まれてきた瞬間にドールの早変わりが行われるので、気がつくと「ギア」の世界の虜になってしまいます。

個々のパフォーマンスだけじゃなく、それを繋ぐお芝居、プロジェクションマッピング、音や風、一つ一つの要素が本当に素晴らしく、前説込みで90分間ほどの舞台は見どころしかありません

久しぶりに観ましたが、やはり大人も子どもも外国人観光客でも誰にでもお薦め出来る極上のエンターテインメントだと思いました。
この12月からはとうとう関東(千葉)にも上陸して、なかなかお薦めすることのできなかった方々にもお勧めできそうです。機会があれば、本当にぜひ!

公演名 ギア-GEAR-
公演期間 [京都]毎週月・水・金~日曜日(→公演日程)
[千葉]2017年12月22日(金)より木~月曜日(→公演日程)
場所 [京都]ギア専用劇場(ART COMPLEX 1928)
[千葉]千葉ポートシアター
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