デジカメで撮った写真に位置情報を付けてみる

スマホで撮る写真の位置情報ってオンにしていますか?
個人情報が漏れるのが怖いとか色々とあるので、オフにしているって方も多いようですが、私は位置情報は常にオンで、写真にも位置情報を付けて残しています。

SNSにアップするときなどは物によって、位置情報を削除しているんですが、困るのがデジカメで撮影した写真。

最近、カメラを買い替えて相棒をソニーのα330からα6300に変えたのですが、どちらにもカメラ自身にGPSは付いていません。α330を購入した頃は、一眼レフやミラーレスにGPS機能が付いたものが結構あったんですが、最近はwi-fiなどを付けてスマホに写真データを転送させることが大事で、位置情報なんてスマホで見ればいいじゃない?という方向になっているようですね。

いや、そうじゃないねん。全部スマホで写真を管理したい訳や無いねん。

って訳で、今日はGPS機能の付いていないデジカメで撮影した写真に位置情報を付けてみることに挑戦しました。

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GPSロガーもあるんだけど

そもそも、写真に位置情報を付ける試み、今回が初めてじゃありません。
前の相棒、α330を購入したときにも同じことを考えて、カメラと同じソニー製のGPSユニットキット「GPS-CS3K」を購入し、位置情報のログを取っていました。この製品、写真データの入ったSDカードを差し込んでボタンを押せば、位置情報を書き込んでくれる便利なものなんですが、Amazonのレビューを見ても分かるとおり、記録を取る秒数が15秒おきであまり精度が高くないのと、GPSを掴むまで結構時間がかかるんですよね。

新しいものを購入することも考えましたが、そもそもGPSロガーを持っていくのを忘れたら元も子もないという根本的な問題がありまして、写真を撮りに行くときに持っていくのをまず忘れないだろうスマホでなんとかしようということで、今回はGPSロガーを買うのはパスです。

スマホでGPSログを取るのは簡単

スマホ(特にOSがAndroidの場合)でGPSログを取るのは実はかなり簡単。Googleマップのロケーション機能を使えば、大雑把ですが一日一日の行動を地図に落とすことができます。iOS(iPhoneなど)の場合は、少しだけ設定が必要ですが、GPSロガーなど無くても普段使っているGoogleマップにサクッと記録を残すことができます。

私の4月29日のログはこんな感じ。この日はカレーEXPOが開催されており万博記念公園に行っていました。スマホを持って歩くだけで、きちんとログが取れています。
また、スマホで撮った写真はGoogleフォトでバックアップしているので、それも「どこで撮影されたか」が大まかにタイムライン上で分かるようになっています。……まぁ、山田駅は合っていますが、EXPO CITYになっているところは実際は万博記念公園内で撮影したものなのでちょっとずれていますね。

実際に、地図を拡大してみるとEXPO CITYと万博記念公園の間を何度も行き来したようなログになっています。実際にはEXPO’70パビリオンの東側にある広場でほぼいて、公園東口駅には行っていないので結構ぶれてるなぁという感じ。

左側のタイムラインに表示されている地名や場所は修正がきくので、気がついたら修正しておくと後で振り返ったときに、あぁ、このときここに居たんだということがよく分かります。

さて、結構ブレがあるとはいえ、大まかにどこに居たのかが分かるこのログを、位置情報を持っていない写真に結びつけられたら良いわけです。できるだけ簡単に。

ログを結びつけるのは一筋縄ではいかない

Googleマップのロケーション機能に記録されたログは、右下の歯車をクリックして「.kml」の拡張子を持ったファイルで出力することができます。このファイルはGoogle Earthなどで使用されている三次元地理空間情報を収めたファイルで、よく使われています。

写真にこの位置情報を取り込むにはAdobe Lightroomを使用します。

マップのタブから、「マップ(M)>トラックログ>トラックログを読み込み」で、先ほど出力した.kmlファイルを……あれ?読み込めない。

そうなんです。Lightroomで取り込むことができるログファイルは「.gpx」GPS eXchange FormatというGPSで一般的に使用されているファイルのみ。Googleさんの.kmlファイルでは読み込めません

と、いうことで、出力した.kmlファイルを.gpxに変換するサイトなどで変換してみましたがこれも読み込めない。どうやら、位置情報の軌跡に歩いている時、電車に乗っている時など別々に記録されているので、最初の部分しか読み込めていない様子。

仕方が無いのでさらに調べると、GPSログ活用ツール「轍 Wadachi」というものを発見。このツール単体で画像ファイルに位置情報を書き込めるだけでなく、かなり多機能な様子。
さっそく読み込んで、ログを連結して一つのデータにした後に、写真に位置情報を付けてみましたが……おっと、.jpgだけで.arwにはさすがに位置情報を組み込むのは無理なんだ。しかも、上書きじゃなくて別ファイルにしてしまうのね……。ちょっと希望する動作と違うなぁ。

やむなく連結したログを.gpxで出力。Lightroomでそのファイルを読み込んでみることに。うん、分かってる。既に「簡単に」じゃ無くなってることは分かってる

再び、Lightroomのマップタブから「マップ(M)>トラックログ>トラックログを読み込み」で出力した.gpxファイルを読み込み、位置情報を付けたい画像データを全て選択、「マップ(M)>トラックログ>写真に自動タグ付け」で、写真に格納されている時間情報と.gpxファイルに記録されている時間をマッチングしてあっという間に位置情報をが書き込まれました

「撮影時間」を鍵にして位置情報を書き込んでいるので、トラックログの精度が悪いと結果的に違った場所が書き込まれてしまうのはやむを得ないところ。
やはり、今回はカレーEXPOが開催されていた広場で位置情報が書き込まれた写真が4,3,8枚なのに対して、EXPOCITYで書き込まれた写真が39枚も……

かなり大雑把ですが、この辺りで撮影したということが分かれば「何に参加していた」「どこに行ってた」というのが分かるというぐらいでOKとするのがいいかもしれないですね。

ちなみに、位置情報の修正は、Lightroomのマップで簡単にできるので、時間があればある程度正しい位置に修正するのもいいかも。

こうなると正しいトラックログを撮って、もう少し精度をあげたくなりますね。次はAndroid用のアプリ「Geo Tracker」を使ってみたいと思います。

Geo Tracker - GPS tracker

Geo Tracker – GPS tracker
開発元:Ilya Bogdanovich
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