この夏、買って幸せになった文具の話(ユニボール ワンFなど)

この夏、買って幸せになった文具の話(ユニボール ワンFなど)

ここ数日、『地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2022』を受賞したこともあって、ちょっとなんだかふわふわしているので、平常運転に戻るために、大好きな文房具の話を。

文具メッセ

コロナ禍でこの2年間、オンラインのみのような開催形態だったイベントごとが徐々に復活しつつあります。
普段の業務でコロナ対応の一端に接している側とすると、色々と複雑な思いはありますが、お題目のような「ウィズコロナ」ではなく、止む無しでも必死にどうやっていこうかという中でした開催する、しない、形態を変えるという判断は十分に尊重すべきだと思います。

文紙Messe

3年ぶりのリアル開催だった「文紙MESSE2022」、8月の頭に行ってきたんですが、文具メーカーの方と直接お話できたり、新製品の使い心地を試せたり本当に楽しかったです。

この「文紙MESSE2022」は、「文具女子博」などと違って、展示会、見本市だったりすので一部製品を除いて会場では購入することができないのですが、ここに行くと文房具に対する物欲が沸々と刺激されてしまいます。

そんなこんなで、今回はこの夏に買った(届いた)文房具の中から、特に私が幸せになったものを3つご紹介します。

三菱鉛筆『ユニボール ワンF』(限定軸色) ¥330/本

ユニボールワンF

三菱鉛筆が販売しているユニボールワンは顔料系のボールペンです。
普段、仕事で使っている(私物の)ボールペンは、ゼブラのSARASAを2003年の販売開始時から定番で使っていました。

20年近く使っていた自分にとってのスタンダードを、昨年塗り替えたのがこの『ユニボール ワンF』です。

ユニボール ワン『F』は、2021年1月に発売されたユニボールワンのプレミアム版として同年8月に販売されたシリーズです。
プレミアム版と言っても無印のユニボールワンが126円、Fが330円なので、いわゆる「プチプラ」という感じですね。

文具マニアなので、こういった普及価格帯のボールペンはあらかた各社一度は試しています。もちろん無印のユニボールワンも発売時に購入して試したのですが、その時はSARASAから乗り換えようとは思いませんでした。

ところが『ユニボールワンF』は無印と同じインクを使用しているのに明らかに書き心地が異なります。
ペン先が金属製になっているだけでなく「スタビライザー機構」と名付けられた軸の中にも金属製のパーツを使用している構造が、無印のユニボールワンとは全く違う安定性をもたらしています。
吸い付くような書き心地はとても300円台の価格帯のボールペンとは思えません。あっという間に夢中になってしまいました。

その『ユニボールワンF』に限定軸色が出たので衝動買い。写真の手前2本がその限定色。手前から「帚星(ほうきぼし)」「笹笛」、奥の2本は定番カラーですが、「葉雫」「消炭」。このネーミングも好き。

ユニボールワンF

スタビライザー機構のおかげで、他のボールペンと違って先端ではなく中央部より後ろでパーツが分かれるので、2色買って前後を入れ替えるとツートンカラーになってこれまたイイ感じ
仕事で使うものは、こんな感じで先端は『帚星』、後ろのノック部分を『笹笛』にして楽しんでいます。

とにかく吸い付くような書き心地は、実際に手に取って使ってもらわないと分からないので、使ってみて欲しいボールペンです。はい。

ボールペンC ミニ台湾ブランド「ANTOU」のかっこ良すぎるボールペンというか芯ホルダー。

真鍮性のボディにマグネット製のキャップ。芯は国内で販売されているボールペンの替え芯ならばほとんど取り替えて使えます

色々なボールペンを持っているのですが、安い100円ほどのボールペンでもこの芯ホルダーでかなり格好良く使えます。

何よりも良いのが、芯の先端のはみ出し量を調整できるので、本当に微妙な話ですが一番書きやすい重量バランスを作り上げることができることです。こういう自分用にカスタマイズできるってのは本当に嬉しい。

私はMakuakeのクラウドファンディングで安く買えましたが、原材料や為替の問題もあって価格は少し上がり気味。
なかなかに高級なものになっちゃたので、誰にでもお勧めはできないのですが、替え芯は無限に選べるので長く使っていきたいです。

Bobbin

15mm幅のマスキングテープを、ミシンのボビン(糸巻き)に巻きつけて「ボビンテープ」として持ち歩くことができるキット。

自宅に200個以上のマスキングテープを持っている私としては、これは神グッズです。

本体が630円、カッターケースが470円、プチカッター3個が340円、追加のボビン芯が6個で320円。
安すぎでしょ。

マスキングテープをくるくると巻き付ける行為も、なんだか気持ちが落ち着きます。
プチカッターにセットすると、何個も接続可能。

いやーよくできている。

今日も追加のボビン芯を買ってきて、マステをくるくる。幸せ。

私がこの記事を書いたよ!

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があ

大阪生まれ・育ち・勤めの雑食系公務員。 福祉職だと勘違いしている人が大多数ですが下っ端事務職。濃い顔付きから沖縄人やらトルコ人やら間違える人大多数。違う、違うんだよ~

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