岡山在住のカメラマンさんと大阪で飲んだとき、「じゃあ、今度は岡山に行きます!」と話したのがきっかけ。
昨年末にその方のお仕事場で再会したときに、「いつ頃がおすすめですかね?」と聞いたところ、「そりゃ、8月1~10日くらいで、桃の一番うまい時期じゃ」ということで、夏休みをとって岡山に行ってきました。
桃を食べに行く、その方と飲みに行く
なんてざっくりした計画だけたてて、いつもの通り思いつきで行くところを決めようと思って、新大阪から新幹線に。岡山まで……え、1時間ないの??? そんなに近いのか、岡山。
で、調べてみたら岡山から倉敷もそんなに遠くない。で、なんだか町歩きのスタンプラリーをやっているようだったので、約束の時間まで倉敷に行ってみることにしました。
ふらっと倉敷さんぽ
ちらしを手に入れて、倉敷の町歩きをスタート。倉敷に来るのはまだ倉敷チボリ公園があって、子どもをベビーカーに乗せていたので、20年近くぶり。
今回は、倉敷美観地区を中心に歩きます。
『アートでふらっと倉敷』は「まち全体が美術館!?」として、12の美術館・アートスポットを紹介しつつ、岡山県産のフルーツを使ったスイーツを販売する8スポットを紹介して回ってもらおうというイベント。美術館・アートスポット3か所+スイーツ1つでプレゼントに応募できるようになっています。
と、いうことで倉敷駅からスタート。
おっと、倉敷駅にあるポスタースペースからmtのマスキングテープが。そうか、mtも岡山でしたね、来年は工場見学申し込んでみるかぁ。
アートスポットもスイーツも倉敷美観地区を中心に配置されているので、駅から南側に。ですが、さすがに暑いのとスイーツスポットがえびす通りに面しているのがあるので、商店街を通るのが良い感じ。
『FURTA』の白桃とピオーネをつかったフルーツピザが食べてみたかったのですが、18時以降の営業とのことで残念ながら断念。
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美術をつまみ食い
『アートでふらっと倉敷』では12の美術館・アートスポットが紹介されていますが、やはり最初に伺いたいのは大原美術館。
[blogcard url=https://www.ohara.or.jp/]
昭和5年に画家・児島虎次郎氏が収集した絵画を展示するため、倉敷の実業家・大原孫三郎によって日本初の私立西洋美術館として建てられました。
本館、分館、工芸・東洋館と収蔵品は多岐に及んでおり、じっくりと見ていたらここだけで何時間も過ごしてしまいそうなほど。入館料1,300円(一般)で、本館、分館、工芸・東洋館の全てを見て回ることができます。
本館はモネやゴーギャン、ルノワールの著名な作品もあり、特に2階で展示しているエル・グレコの『受胎告知』は「日本にあるのは奇跡」と言われるくらいの作品なので、解説(500円)をつけて見ても良いのでは。
分館には、棟方志功や大阪に縁のある佐伯祐三の作品や、地下には現代美術家の展示もあって盛りだくさん。
個人的におすすめなのは本館と分館の間にある日本庭園・新渓園の主屋、敬倹堂。大広間の貸し切りがなければ、56畳ある大広間にあがって新渓園を見渡すことができます。
絵画のような景色を見ながら、ゆったりと休憩。いいじゃないですか。
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大原美術館から比較的近いところにある『加計美術館』に行ってみると、今度は学生さんの展示が。
「倉敷芸術科学大学芸術学部卒業制作展」2018年度の大賞作品「ReCollEctioN‐アノヒノボク」は、造形、映像がきちんと作り込まれた作品。
Twitter始めました!
このアカウントでは主に造形やイラストなどをツイートしていきます!早速宣伝ですが、倉敷の #美観地区 にある #加計美術館 にて、#立体造形 と それを使用した #アニメーション を展示しております!
観光の際は是非足をお運びくださいー!期間:6/22(土)~9/1(日)1階 pic.twitter.com/gtbmO9NPID
— ARIMA RUNO -peRon- (@peRon727) July 1, 2019
2階では学生さんたちが『美観地区と●●』というテーマで、それぞれが描いた作品を展示しており、その作品のモチーフとなった場所を地図で表示。おかげで、次に行ってみようと思えたり。
『このいと tsumugu 紡』ではデニム生地をレーザー加工することで濃淡をつけるという手法でデザインした布を敷いて、パターゴルフが楽しめるような展示をしていました。
もちろんデニム生地を使用した衣類なども販売しており、犬とおそろいコーデでというのもなかなか素敵でした。
「美術」と大上段に構えるのでは無く、学生から古今東西の巨匠の作品をみながら、色んなことを感じられるのまち歩き+アート。悪くないです。
夢空間はしまや
スイーツはどこにしようかと思って地図上では一番遠い場所にあった『夢空間はしまや』さんへ。
元々は呉服屋の米蔵(国登録有形文化財)だったのを改装。アートイベントやライヴも行われるという素敵な空間。美観地区の川からは少し離れていますが、この空気を味わうだけでも来た甲斐があったというものです。となりはギャラリーになっていて、こちらでも今回の「アートでぷらっと倉敷」の展示「スイングする鉄筋彫刻展」が行われています。
スイーツだけのつもりでしたが、あまりにも雰囲気が良かったのでランチもここでと思ってしまって、ランチメニューをみて冷やし中華をオーダーすることに。
冷やし中華(¥1,200)
醤油味の冷やし中華。たっぷりの夏野菜と、添えられたミントが清涼感を増してくれます。
さっぱりすっきりとした酸味で、汗をかいたあとのランチにはいい感じ。
結構美味しかったんですが気になったことが一つ。少し甘めの味付けのちくわが入ってたんですが、これ、岡山では普通のことなんでしょうか?? 冷やし中華に甘辛いのちくわは初めての体験でした。
My favorite パフェ(¥1,800)
こちらが目的のパフェ。
丸い形がコンセプトでシュークリームにはピオーネをサンド。白桃、メロン、ピオーネ、バニラやブドウのアイスも丸くくりぬいて、ベースにはミルクティジュレにタピオカもたっぷり。
この季節の岡山らしい、果物をたっぷり味わうスペシャルなパフェ。うーん、ぜいたくすぎる。
別のイベントで、『倉敷アフタヌーンティー』なんてのもあって、2人以上ならそれを楽しむのもいいかも。
店名 | 夢空間はしまや |
---|---|
ジャンル | カフェ |
住所 | 岡山県倉敷市東町1-20 |
電話番号 | 086-451-1040 |
交通手段 | JR倉敷駅から徒歩15分 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 火曜日、不定休 |
サイト | 店舗サイト / 食べログ |
ぶらぶら楽しむ
素敵な空間で体を癒やしたら、再度のぶらぶらを楽しむことに。
雑貨などのお店が建ち並ぶ道を歩いて、
たまに脇道にそれて写真を撮って、
阿智神社にお参りしたり、
堀沿いだけじゃなく、色んなところを楽しむといいですよ。
アートを軸にぶらぶらと写真を撮りつつ歩くの、結構楽しかったです。
[blogcard url=https://www.kurashiki-tabi.jp/campaign/art2019/]
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