- 2014年11月16日
「印刷EXPO vol.4 宇宙のっとり大作戦」印刷の可能性ってなんだ?
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春と秋に定期的に文房具をテーマに催し物を開催している阪急百貨店梅田本店。
阪急文具の博覧会2016春「あじわい筆記具」ということで、今回は「書く」筆記具がテーマ。
文房具マニアとしては「行かねばっ!」の催しなんですが、万年筆用のインクもまだ使い切っていないし、普段使いの筆記具は百貨店で定価購入しないので冷やかしのつもり……
ですがっ! はい、懲らしめられました……
(余談ですが)ウィンドウショッピングのことを「懲らしめに行く」って言ってた漫画なんでしたっけ? 妻が持っていた漫画だったと思うんですが思い出せない。
場所は阪急百貨店梅田本店の9階祝祭広場。阪急の催し物と言えばここですが、本当に良いスペースですね。
吹き抜けで、階段がそのままステージ客席になっていて、大型スクリーンやラジオの収録スタジオがあって、カフェがある。このスペースがあるだけで行こうって気になりますもんねぇ。
この日も大盛況。
今回のメインの展示は「かき味カフェ」。この週末はイベントも開催していますが、注目したいのは普段使いの筆記具を目一杯試すことができるスペース。
筆記具は「きっちりと緻密に」「のびのびと自由に」と、それぞれの特性を生かした紹介がされています。
「きっちりと緻密に」ならスプリング構造で芯が折れにくいというシャープペンシルのゼブラ「デルカード」とか、ペン先が細く緻密に描けるスタビロのカラーペンなど、「のびのびと自由に」ならするするっと滑るようなインクの出が味わえるぺんてる「エナージェル」とか、クレヨンのような滑らかな書き心地のパイロット「ゲルマーカー」が置かれています。
他にも各社の蛍光マーカーを一カ所にまとめて使い心地を試したり、この手のイベントでは定番になりつつある名入れ刻印サービスも大人気で60分待ちのところまで現れていました。
ちょうどイベントスペースで文具王の高畑正幸さんのトークショーが開催されていて、日本製の鉛筆の魅力を語っている下りで「実は、今付けているネクタイが自作の鉛筆柄で」と話していて、気になったのでカメラでズームしてみたら、
ホントに販売してくれないかなぁ……
前回も人気だったインクの試し書きでは、エルバンやナガサワ文具センター「神戸インク物語」、PILOT「色彩雫」といった100種類ほどもラインナップ。
セーラー万年筆から販売されているこの企画の限定品、阪急電車カラーのマルーン、宝塚歌劇をイメージしたすみれはどちらも完売で今回も手に入れられず。
ナガサワ文具センターでは、万年筆に合うノートや神戸柄のマステなども販売していたのですが、そこで「神戸インク物語」の色サンプルが置いてありました。これはありがたい。
例えば、黒でも漆黒からブルーグレーのようなちょっとクセのある黒までそろえているので、この細かな色の違いにハマれる人は文具マニアの素質ありです。
筆記具だけではなく、雑貨も揃っており、カキモリさんのセミオーダーノートや、カラフルな筆箱も販売していました。
こちらが今回懲らしめられた文房具たち
東京・蔵前にあるカキモリさん。セミオーダーでオリジナルのノートを作ってくださるのですが、以前作っていただいたノートがまだ使い終わっていないので……と眺めていたら、インクの色が見える万年筆……の横に、万年筆用のインクが使えるボールペンがっ!
そんな素敵なもの見せられたら買わなきゃいけないじゃないですか。
で、購入してさっそく自宅でちょっと最近使えてなかった神戸インク物語の布引エメラルドを入れて早速使っています。うん、良い感じ。
最初の1個を買うと、ちょっとたがが外れちゃって、ナガサワ文具センターのインク柄と神戸港の夜景をデザインしたマステ、10階の文具マルシェで山本紙業さんの紙ではなくてRO-BIKI NOTEを。このノート、表紙がワックスペーパーなんですよねぇ。紙質も良くて万年筆でも裏抜けしないと試し書きさしていただいたらもう夢中になっちゃって。
最後は豆本のピンバッジ「tii-book」。作者の白瀬北斗さん、ナガサワ文具センターの神戸インク物語で美しい絵を描く方なんですが、はじめてお会いしてついつい購入。うん、散財。
今回は21日(月・祝)まで。文具マニアは絶対に行くべしっ!
イベント名 | あじわい筆記具 阪急 文具の博覧会2016 |
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開催期間 | 2016年3月16日(水)~21日(月・祝) |
開催場所 | 阪急百貨店梅田本店 |
交通手段 | 地下鉄御堂筋線・梅田駅よりすぐ |
サイト | 公式サイト |
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