- 2014年12月28日
SV雑感:大阪市によるVisaプリペイドカードによる生活保護費支給について
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既にFacebook、Xで繋がっている人にはお伝えしていますが、人事異動により4月より生活保護の査察指導員(SV)に復帰します。
所属する区役所も、天王寺区から西淀川区に変わり、一緒にお仕事するケースワーカーとも初対面になります。
3年前に学陽書房より「福祉知識ゼロからわかる!生活保護ケースワーカー仕事の基本」を出版させていただいたことで、なんだか私の公務員人生は大きく軌道変更したようです。
その時は「本を書くチャンスがあれば書きたい!」というだけだったのですが、著者自身の思う以上に好評で、3月末現在で4刷に達し、望外の熱のこもった感想を寄せていただけることもあります。
その年に地方公務員アワードを受賞させていただき、(職場では無風でしたが)民間企業の方から「生活保護通知・通達総索引」を褒めていただいたことも驚きでした。
研修や講演会に呼ばれて、自身の経験をベースにお伝えする機会も増えましたが、生活保護の現場から離れてからの年数が増えていくことに申し訳なさを感じるようになってきました。
研究者や評論家と違い、私が生活保護を語れるのは生活保護現場を知る現役公務員であるということが一番の強みです。
であれば、公務員の身分であるうちにもう一度は生活保護現場に戻るべきだと思いました。
10年ぶりの現場復帰、慣れた職場から変更になるのも不安しかありませんが、四半世紀以上前の私と同じように不安の塊に押しつぶされそうになっている若いケースワーカーの力になれるように務めたいと思います。
市の規則で認められている範囲で4月以降も外部から依頼があれば研修講師などはお受けしますので、お気軽に問合せください。
さて、頑張るかー
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