本当は、右京さんじゃありませんがティーカップに優雅に注いで飲みたいんです。
仕事中のティータイム問題。かなり昔から引きずっています。
私、紅茶党です。今までの職場ではコーヒー党が幅をきかすところが多く、給湯室に行ってもコーヒーメーカーを置いてあるところはあっても紅茶はほとんどが●プトンのイエローラベルがぞんざいに置かれているだけ。
係会費集めても、紅茶党は少数派ですからねぇ……
もちろん、ティーバッグが駄目という訳じゃないんですが、なんとなく物足りなさを感じます。自席からそう度々離席するわけにも行かないので、ティーポッドを用意する訳にもいかない。
と、いうことでたどり着いたのが、茶こしのついたティーボトル。蓋をしっかりと閉められるので、パソコンやらの側に置いて、万が一倒れてもまず大丈夫。
そんなティーボトル。先日、3代目のティーボトルをおろしたのですが、これが超優秀で「職場で使うなら決定版じゃないの!?」と思ってしまったので、これまで使用してきた製品とともに紹介してみようと思います。
茶こし付き TeaPotBottle
私が購入した初代ティーボトルがこちら。デザインオフィスnendoがデザインした携帯茶器。静岡茶商工業共同組合が日本茶を気軽に飲んで欲しいと販売したもので、紅茶ではなくあくまで日本茶を飲むためのティーボトル。
一目見てこのデザインの惚れ込んでほぼ衝動買いでした。中央部が細くくびれておりグッと掴みやすく、茶こし部分を下にしてお茶を抽出した後はひっくり返して、ゴールデンドロップまでしっかりとボトルに注がれます。
この上下をひっくり返す砂時計のような使い方が本当に素敵で、しかも、茶こし部分ごと蓋扱いで飲むときには気にならないのも本当にいい感じです。
……が、残念なことにこれ、紅茶用じゃないんですよね。あくまで日本茶を飲むためのティーボトルなので85℃までしか対応していない。職場だと給湯室に電気ポットが置いてあり、ガスコンロもあるのでお湯を沸かすことはできるものの85℃以下の白湯を用意するのは難しい状態。結局、電気ポットのお湯を何度も注いだため、本体が微妙に変形したのかお湯が漏れ出してしまったため、2度買い替えました。
使い方を意図的に間違えて使用している私側の問題で、職場では使いづらい製品にしてしまったという申し訳ない私の初代ティーポット。
でも、今でもこのデザインは大好きで、自宅で冷茶用に買おうかなぁと思ってしまいます。
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T-Free
2代目、ついこの間まで使用していたティーボトルがMacMaのT-Free。2台目のTeaPotBottleが変形してお茶が漏れ出していたときに、東急ハンズで目に入ってこれも即購入。
TeaPotBottleと同様に中央部がくびれた砂時計のような形状と110℃まで可能な耐熱素材でできたクリアボディに惚れました。
使い方はTeaPotBottleと同様にストレーナーに茶葉を入れて、お湯を注いだら上下をひっくり返して抽出。できああったら、もう一度ひっくり返して濃さをキープという具合。
耐熱容器なので、職場で電気ポットのお湯でも遠慮無く注げますし、TeaPotBottleと違って上下に蓋がついているので、外してしまえば洗うのも簡単。グリップ部分はシリコン製なので持ちやすいという利点もあります。
このT-Free、気に入って5年ほど付き合っていてパッキンが緩んできたので、そろそろなんとかしないとなぁと思っていたところ、最後に買換えを選んだのはちょっとした欠点でした。
それは、TeaPotBottleと違って、お茶の濃さをキープするためには頻繁に上下をひっくり返さないといけないこと。
ストレーナー(茶こし)側からはお茶を飲めないため、濃さをキープするためにはストレーナーを上にしておいて、飲むときには下側にしないといけない。すると、茶葉に再度お湯が触れることになってしまう。結局面倒になってストレーナーをずっと下側にして、お茶は濃くなるに任せてしまっていました。TeaPotBottleはストレーナーごと外してお茶を飲む構造のため、お茶を抽出後は茶こしは上側にありお湯、お茶に触れないんですよね。
とはいえ、耐熱容器を使ってこの仕組みであれば、こういう構造は仕方ないのかなと諦めていました。
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TWISTEA
そして、今回の3代目J……違う、3代目はクリスチ……違う。つまらないボケをかまして登場の3代目のティーボトルになったVitantonioのTWISTEA。見た目はパッケージも可愛くて、おっ、と目をひいたのですが、それ以上にそそられたのが機能性。
ストレーナーを装着する側と、飲み口の側を別構造にして弁で繋ぐというメカニカルな機構になっていて、お茶の抽出が終われば名前の通り「ツイスト」することで、茶葉とお茶を完全に分離してしまいます。
ひねって弁を閉じるとこんな感じですね。3つある穴が完全に防がれて、ストレーナーを装着する側と飲み口側が分離されます。
若干、ツイストする部分が固いかなという印象ですが、これは使っているうちにスムーズに動きそうな気がします。
メーカーのホームページにすら記載がありませんが、飲み口の側もこんな感じになっていて、まるでカフェで飲む珈琲の蓋のよう。温かい飲み物の時は、一度に飲み物が口に触れないだけでなく、万が一蓋を開いたままボトルを倒しても飲み物がぶちまけられる心配が少しだけ減りますね。
と、いうことで職場でお茶入れてみました。抽出したあとに、お茶を飲み口側に移してツイストして弁を閉じると……おぉ、ちゃんと分離しています。
これで、飲み口側は上にストレーナー側は下になっていてもお茶は濃くなりすぎません。
ボトルは二重構造になっているので、これまでのティーボトルと違って熱くて持てないということもなくT-Free同様にお茶の色がきちんと見えてハーブティーなどだと見た目にも映えそうです。
少しストレーナーのサイズが小さいので、茶葉が広がるスペースが少ないのが欠点らしい欠点と言えますが、見た目も良いですし、機能的なティーボトル。かなり気に入りました。
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