- 2020年3月28日
ほぼ盛り放題の天丼ランチでパワーアップ@中崎町「海鮮居酒屋てつたろう」
♪新型コロナウイルスがーにくい ほんまに笑い事にならなくなっていて、特にエンタメ関係や飲食店の方々が悲鳴をあげています。……
週明けから嬉しいお誘いがあり、北区曾根崎に明後日の2月6日(水)にオープンされる「曾根崎鉄板食堂はなたれ」さんのオープンレセプションに行ってまいりました。
オーナーの武田則也氏は、神戸にんにくやで有名な(株)エンテックで長らく店舗開発、運営を手がけてこられ、今回、独立して最初のお店としてこちらをオープンすることになりました。
神戸市長田区の”神戸長田焼き”にこだわったお好み焼き、鉄板焼きを提供したいと、店名の「はなたれ」とは焼酎を仕込む行程の中で蒸留器から垂れる最初の一滴のことで、非常に貴重なものをたくさんに知ってもらいたいとの思いで名付けられたとのことです。
この日はレセプションということもあり、多くの料理を同行者とシェアさせていただきました。
どれもたっぷりと楽しませていただきました。特に気に入った料理をご紹介。
※料金は実際に提供される際の金額。レセプションで提供された量とは異なることがありますので参考程度に。
サラダはエンドウ豆の若葉”豆苗”を使っています。
一般的なサラダに使われるレタス、玉葱とは全く異なった印象のサラダ。
近いのはカイワレ大根や水菜のサラダになりますが、それらよりも豆苗はしっかりとした固さがあります。ベーコンと一緒にあえてあり、ほうれん草とベーコンのサラダよりも歯ごたえが楽しめます。
朝引いたばかりの鶏肉の鉄板焼きからは、ハラミガーリック醤油ペッパー。もちろん、テールやふりそで(貴重部位ですしね)も美味しかったのですが、ハラミが一番口に合いました。
オーナーさんが元々、神戸にんにくやでの経験があるからでしょうか、ガーリックの使い具合が良い感じ。
あまりゴチャゴチャと味付けしすぎないで、さっぱりとした感じで頂けました。
やっぱりこちらの売りの長田焼き(お好み焼き)はご紹介しないと。
広島のお好み焼きのような薄い生地にキャベツをしっかりと合わせるのですが、イカ、豚肉、そして油かす。
神戸市長田区で生産されている地ソースをブレンドした甘味が残りながらも滑らかなソースが絶妙にマッチしています。
生地が軽いので、これなら1枚くらいはペロッといってしまいそうですね。
ここでちょっと番外編。
レセプションにメルシャンの方がお越し頂いてて、「ソースの合う」という赤ワインを提供頂きました。
私、赤ワインあまり得意ではないのですが、不思議なことにソースに確かに合うワインで、ソースをなめて、赤ワインをごくりとあっという間に飲み干してしまいました。
基本的に飲食店にしか卸していないとのことなので、こちらで飲んでみるのも良いかもしれませんね。
かなりスパイシーな焼きそば。
ソースの辛味ではなく、唐辛子などのスパイスが効いた味で、そのままで食べると結構辛いです……いや、これも美味しいのですが。
ところが、生卵に漬けると辛味がかなりマイルドになり、しっかりとしたソース、ホルモンの旨味が浮かんできます。
大ぶりに刻んだ青ネギもソースを吸って、これがまた美味いんだわ。
見た目はかなり辛そうな鍋ですが、見た目ほど強烈な辛さはありません。
寧ろホルモンにしっかりと辛味噌が絡んで、ついつい手が進むクセのある一品です。
辛味噌にもニンニクを刻んだものなど、旨味をしっかりと出すものが含まれており、スープだけ舐めても充分美味しいです。
うーん、御飯が欲しくなるなぁ。
こちらのマンゴープリン、プリンにゼリーを加えた2重構造になっています。
特にプリンが滑らかで、そしてとにかく濃厚。
上に振ってあるゼリーもマンゴーゼリーなんですが、こちらはちょっと固めでぷるっとした食感なので、プリンとの対比が面白いですね。
同行者は2つペロリと行ってましたが、分かるわなぁ。ウチも2つあれば食べてしまいますね。
カウンター越しに、鉄板で焼くお好み焼きやお肉はやっぱり見ていても楽しいです。
こちらでは焼くときにつかう油も一般的なサラダオイルやステーキハウスで良くやるような牛脂ではなく、黒豚の「豚あぶら」を使っています。
市場でもほとんど出回ることのないものですが、オーナーによると、豚あぶらで焼くことでこんがり・さくさくとした焼き上がりになり、味に深みが加わるとのことでした。
お好み焼きだけでなく、焼きそば、鉄板焼き、そしてやっぱりそば飯などメニューも豊富で楽しめるお店だと思いますが、ちょっと残念なのはご飯物のメニューがそば飯しかないこと。
焼きそばやホルモン豆富などは、白い御飯が欲しくなるので(同行者はガーリックライスとかがあれば良いのにとも言っていました)、メニューに加えて頂けると嬉しいですね。
本当にごちそうさまでした。
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