- 2022年1月1日
#書く習慣 Day1「ことしはどんな年にしたい?」そりゃ、
全国4,500人以上の公務員が参加しているコミュニティ「オンライン市役所」。 様々な課(グループ)があるのですが、私も所……
めっちゃ記事作成が遅れていますが……先週の土曜日・7月20日に、まちライブラリー@大阪府立大学に行ってきました。
まちライブラリーは、カフェやオフィスの一角などに本棚を置き、メッセージ付きの本を持ち寄ることで、「人」の繋がりを作ろうという仕組み。
全国で50カ所近く設置されており、大阪では大阪府立大学が2013年4月に開設したI-siteなんば内に設置しています。
以前から気になっていた施設ではあったのですが、この日は、こちらで伊勢茶の生産農家の清水加奈さんを招いて、お茶の大学出張講座第2回「伊勢のかぶせ茶を楽しむ」と称したイベントを開催されるということを知り、喜び勇んで参加させていただきました。
お茶と言えば、まず思い浮かぶのが静岡県。
次はと言うと……やはり宇治茶などで有名な京都府でしょうか?
ですが、生産量でいうと静岡県の次は鹿児島、三重県と続くそうで、宇治茶とされるブランドも、50%強は京都産の茶葉ですが残りは奈良、滋賀、三重の茶葉をブレンドして生産されている(→Wikipedia参照)と言います。
伊勢茶の存在は知っていましたが、ブランド的には正直なところ地味な感じで、三重がこれだけの生産量を誇っているとは全く知りませんでした。
清水さんは三重県の四日市市水沢(すいざわ)の茶農家の3代目。お茶の生産、子育ての傍ら「かぶせ茶カフェ」を経営され、三重の「かぶせ茶」をもっと多くの人に知ってもらいたいと奮闘されています。
現地でも若手の茶農家ではあるんですが、閉鎖的な同業者の考え方や後継者不足など、悩みも多く、色々と苦心されているようです。
そんな中でも、若い人にももっとお茶を飲んでもらおうと、いかにも「お茶」というパッケージから、ティーバッグのパッケージを黒一色に金地にしてみたり、茶摘み体験をしてもらったりと色々と工夫されているというお話の中身は本当に興味深く聞かせていただきました。
そうそう、新茶の時期にしか味わえない新芽の天ぷら!
1年の内の2週間、しかもほぼ現地で無いと味わえないという料理。いつか一度味わってみたいですね。
品評会用の「とびっきりかぶせ茶」の他、2種類のお茶を試させて頂き、興味深く楽しいひとときを過ごすことができました。
(有)マルシゲ清水製茶では、ウチが最近興味を持っている和紅茶なども取り扱っているとのことだったので、さっそくオンラインで注文しようと思ったら……どうもホームページにエラーが発生している模様。
残念、しばらくしてからまた見に行こう。
講座が終わったあとは、参加者が持ち寄ったお茶に関する本、三重県に関する本を「植本」
今回の講座に関する本棚が出来上がりました。
植本(寄贈)された本には、寄贈した人一人一人のメッセージが付いており、元の持ち主たちの思いが込められています。
まちライブラリーで開催された講座やイベントごとに様々な本棚が育ってきています。
元々、まちライブラリーは本0冊からスタートした「みんなで育てるライブラリー」。少しずつ色んな人がやって来て、少しずつ「植本」することで育って言っています。
こちらは会員制のライブラリーで、置かれた本はまだ外部貸し出しはされていないのですが、ライブラリーカフェや今回のようなイベントを通じて、「人と人」「まちと人」「大阪と各地域」を繋ぐ場となることを目指して運営されているとのこと。
ウチも機会を見つけて、また伺いたいと思います。
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