福島「中華そばムタヒロ 大阪福島店」ラーメンのスーパー激戦区にまさかの参戦!

ムタヒロ 外観

昨年末に東京・国分寺の人気店「ムタヒロ」が大阪にお店を出すことを偶然知ってしまった時(確か店員かアルバイト募集のWebページで知ったんですが……)には興奮しました。

なんたって、以前から東京に今度行くときには国分寺まで行って、ムタヒロのラーメンを食べるんだ! とまで、決意していたもんで。

なんで、このお店にそこまで執着しているかというと、ウチのブログ、ほぼ「食べもん」と「観劇」で出来ている……その中でも「ラーメン」と「キャラメルボックス」成分がかなり濃い状態になっているということはご承知のとおり。で、キャラメルボックスの社長で、ラーメン賢人の加藤昌史さんがしょっちゅう食べに行っているラーメン店がこの「ムタヒロ」さんだったりします。
加藤さんというと「天下一品」のイメージなんですが、関西で公演がある時にお薦めされるラーメン店がとにかくウチの好みにぴったりなんで、「ムタヒロ」さんのラーメンの写真がfacebookなどでアップされる度に「うぉー、喰いてー!」となっていたのでした。

そんな「ムタヒロ」さんが一昨日(1/9)にオープンしたことを、友人のfacebookで知ったワタクシ。居ても立ってもおられず、さっそく突撃しました!


ムタヒロ 店内ムタヒロ 煮干し

お店はJR福島駅から南東方面に徒歩5分弱。ちょっと表通りから一本入ったところで、カウンター10席の慎ましやかなお店になっています……が、赤青木緑のポップな提灯に、記念撮影用の穴あき看板。「おー、これこれ」とついついこんなところでも感動してしまってます。うん、おかしな奴や。>ウチ

さて、メニューは……とみると、ワハハ煮干しそば、アハハ煮干しつけ麺……おっと、ガハハ鶏そばは19日からですか。じゃあ、初ムタヒロはワハハ煮干しそばで。
店主のムタさんが食券を取りに来てくださったので、「龍旗信さんとのイベントの時から、はやく大阪に来いって思ってました。お待ちしてました。」と伝えると、「また、マイナーなイベントを」と笑っていただきました。いや、でも本気であの時から待望やったんですよ。

ワハハ煮干しそば(大盛り)

ワハハ煮干しそば

深めの丼で提供(大盛りはつけ麺と同じ丼で提供される模様)された、煮干しそば。見た目から結構素敵な感じ。
結構なトッピングですね~
豚・鶏のチャーシューにメンマ、海苔、白ネギに三つ葉。そして……

いったんも麺

これ! ピラピラの「いったんも麺」。ご主人のムタさんが東京の元祖濃厚煮干しラーメン「ラーメン凪」の出身とのことで、そちらの「いったんも麺」もトッピング。これ、雲呑のような食感と、モチッとした食べ応えが面白くて「麺on麺」の可笑しさもあって楽しさ倍増です。

さて、スープですが……おぉ、これあんまり大阪では味わったことのないような味わいですね。煮干し出汁は強めのはずなんですが、能登の醤油とのバランスが凄く良くて、濃い醤油スープで、脂も結構強めなんですが、くどさを全く感じません。美味い、巧いスープですね。

麺は縮れ麺というよりは、捩り麺。太麺をねじったような不規則な縮れのある麺で、ウチが二郎系のラーメン店で良く言う「わさわさ系」の麺のような食感なんですが、二郎系の味気のないそれとは違って、麺の捩りがスープをしっかりと含むので、モチッとわさっとした食感を本当に楽しむことができます。なるほど、こういうスープにこのタイプの麺を合わせると美味しいのか。

とにかく、スープ、麺、トッピングのバランス、相性がとてつもなく良くて、これは福島にまたまた恐ろしいラーメン店が出来たなぁというのが正直な感想。
ウチが一人暮らしの学生だったら、今なら福島駅の北側の大淀で絶対に家借りますよ、本気で。美味いラーメンだけで一週間、毎日違うものをチョイスできる場所なんて他には無いです。しかも他の飲食店も充実してますし……ね。

19日以降に鶏もはじまったら、また行かねば……すぐに「超」人気店になりそうで怖いですね。

ホンマに美味しかった。ごちそうさまです!

店名 中華そば ムタヒロ 大阪福島店
ジャンル ラーメン、つけ麺
住所 大阪市福島区福島5-6-5
電話番号 090-1254-7995
交通手段 JR環状線・福島駅、阪神電鉄・新福島駅より徒歩5分
営業時間 11:30~15:00 / 18:00~23:00
※但しH27.1は21:00までの営業
定休日
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