「ニッポンごはん旅」連動記事「良いところもおいしい食べ物も、その町で働く公務員が一番良く知ってるんや!」第2弾……ということで今回は大阪府貝塚市に行ってきました。
連動記事はこちら
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前回の記事「大阪府富田林市」はこちら
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今回の紹介人
今回の紹介人は「はっちー」こと八野裕嗣さん。
自身でも自主研究会「泉州オフサイトEGGせんたま」を運営したり、貝塚市のマスコットキャラクター「つげさん」のポロシャツを着て色々なイベントに参加していたりと、泉州愛、貝塚愛のある人物です。
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八野さんというと、「赤」のイメージが強いので、私のお供のダンボーも赤ベースで今日はコーデしてみました。
海と山と「そら」まで繋がっている
正直なところ私自身は、昔ケースワーカーをやっていたときに貝塚の医療機関を何度か訪れたくらいで、貝塚市そのもののイメージがあまりありませんでした。
そこで元々は大阪市で暮らしていたはっちーに貝塚市のことを聞いてみると「暮らすにはいいとこだよー」との答え。
この日はちょっと風も波も強かったのですが、二色の浜公園のように海がすぐ側にあって、子どもたちと水に親しめるのは確かにうらやましい。
都市自体がコンパクトで、関西国際空港にも近く、大阪、和歌山へのアクセスもかなり良いのはいいですよね。
マスコットキャラクターの「つげさん」は、伝統工芸品であるつげ櫛から来ており、市の南側には葛城山のブナ林が広がっており、山の自然も豊かです。
「ニッポンごはん旅」の記事にも書きましたが、グランピングが楽しめる「かいづか いぶきヴィレッジ」は現在プレオープン中。
梅の花も咲き始めていましたが、桜の木や竹林も近くにあって、良い雰囲気です。
オープン時にはキャンプスペースもできて、バーベキューもできるようになる模様。
地元農家の野菜も購入できる直売所にはカフェレストランが併設されていて、直売所らしからぬおしゃれな感じ。
八野さんのお子さんもオープンしたら来たいと言っていました。
次に訪れたのが「善兵衛ランド」。名前だけだと「なんや、それ」なんですが、江戸時代に望遠鏡を製作したという岩橋善兵衛にちなんで名付けられた展望台です。
大阪市立科学館にある望遠鏡よりも大きい府内最大級の望遠鏡が設置された展望ドームがあり、管理をされているおじさんが気軽に太陽を見せてくださいました。
ここまで気軽に巨大望遠鏡に触らせてくれる施設あるんでしょうか。凄い。
館内には小さいながらも岩橋善兵衛が製作した望遠鏡や、天体観測に関する資料が展示されていたりと、興味深いです。
海も山も、空・宇宙も手に入れている町ってイイですよね。
とはいえ、八野さんも私も、こういう公共施設は維持費やら運営手法やらめっちゃ気になるんですよねぇ。これだけのポテンシャルのあるものを持っていて、特に観光に使うわけでも、教育施設としても使い尽くしているわけではないのはちょっともったいないなぁと思ってしまいます。
ちょっとした風景にドキッとする
富田林市と同様に、貝塚市にも寺内町があります。
国の登録有形文化財に登録された町屋もあって、昔の趣も残っているのですが、富田林市の寺内町のようなカフェや店舗もほとんどなく、もう少し集客できるようなところがあってもいいかなぁと思います。
町並みの保全か、観光スポットとするのか、人に来て欲しいのか来て欲しくないのか、こういうのはどこの町でも悩ましいところですよね。
角を曲がるとドキッとするくらい良い雰囲気があって、私は結構好きですけれどね。その一方で、この風景が残っていて、住みやすいってのも良く分かります。
ランチをいただいた「haru食堂+」がある長屋をリノベーションしたスペースは、貝塚駅からも近いのでここが見えるとドキッとしますね。
観光スポットよりも、貝塚市の今をはっちーにはご紹介していただきました。
ポテンシャルを活かせてなくてもったいないなぁと思いつつ、暮らしやすい、面白い、住んでみたい町でした。
はっちーありがとー。
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