少しはみだすオフサイトミーティング&自主研修会「ハミダス」#01「ワライ・ハミダス」を開催しました。
足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました!
行かなかったけど「イイね」はしたよというみなさん、ありがとうございました!
行かなかったし、「イイね」しなかったし、なんやそれと思っていたみなさん、そんな寂しいこと言わないで次回はぜひ参加ください。
今回、初めて開催した「ハミダス」のゲストは兵庫県尼崎市の地方公務員、江上昇氏と桂山智哉氏。
どこの自治体でも増えている民間企業からの転職組。そんな中で、このお二人は特に異色です。なんと、前職は“芸人”。
関西の二大勢力、ヨシモトと松竹に所属されていた元芸人がその経験を活かして行う「お笑い行政講座」開講です。
笑いの絶えない「お笑い行政講座」
「本日お招きしました講師のお二人は……」
そんな言葉では始まりません。
参加した行政職員の拍手で、登場したゲストのお二人は早速漫才を始めます。
楽屋もご用意していなかったのに、きちんとネタ合わせをした漫才を披露。初めて開催するオフサイトミーティングで参加者も緊張していたのですがあっという間に場が温まりました。
ネタを終えると二人は部屋から退場。さて、どうしようかと思っていたら、すぐにお二人は帰ってきて、
いきなりの「振り返り」です。普通の研修では「振り返り」は最後になりますが、「お笑い行政講座」はこれからが本番。
江上氏が、さきほど披露した漫才を題材に「笑い」を分析。行政職員を前に選んだネタがどういう構造になっていて「笑い」が起きるのかという解説が入ります。
続いて、ツッコミの桂山氏が「ツッコミから学ぶ話の聞き方」を講義。参加者のツッコミタイプを実際に活躍する芸人さんを例にあげて、それぞれが「どういうツッコミが得意なのか」を説明した上で、お笑いで使われるネタの種類を実演を交えて、仕事でも役立つ(かもしれない)コミュニケーション術へと繋げていきます。
そして最後は「お笑い行政講座」らしいワーク「すべらない話を作ってみよう」。
ありふれた題材、舞台設定を元にどう「すべらない話」に持っていくか、この日の講義をフル活用します。
いやぁ、この話で「すべらない話」に持っていくのは難しいでしょ? と思ってしまいましたが、これ、きちんと「答え」が用意されています。プロの芸人が話すときちんと「すべらない話」になるんですよ。凄かったです。
さっそく私は、翌日職場であった研修のグループワークという苦手な場で、この日学んだテクニックを意識してやってみたところ、予想以上に楽しく研修を受けることができました。
おぉ、効果抜群やん。
お二人によると、まだまだプロトタイプという「お笑い行政講座」ですが、行政職員にとってこれは良いプログラムだと確信しました。ご用命は「元漫才師公務員のお笑い行政講座」まで、ですね。どうも、ありがとうございました。
コメントを書く