長居植物園で8月17日(日)まで行われているナイトガーデンに行ってきました。
長居植物園は自然の少ない大阪市内で、200円(OSAKA PiTaPa所持者は180円)で四季の木々や花々をゆったりとした心地で楽しめるお気に入りのスポットです。(1,000円の年間パス持っています)
そんな長居植物園、年に数回、クリスマスの時期などに夜間開園しているのですが、今までなかなか行くことができず、今回はなんとか都合をつけて仕事帰りに行ってみました。
……が、
このナイトガーデン、18:00~21:00の間の開園。いつもの年間パスは使えず、入園料は300円になります。
正面ゲートから大池を通り過ぎて、まずは、花と緑と自然の情報センターへ。
こちらでは、1階の憩いのゾーンでビール(ハートランド)やおつまみを販売しています。花の香りのするソフトクリームなどを普段は販売しているのですが、ナイトガーデン用の特別仕様なのかな。
そして、2階のアトリウムでは日替わりでナイトガーデンコンサートを開催。
ウチが行った8月11日(月)はエウフォニカ管弦楽団のメンバーによるバロック三重奏。
と、言っても堅苦しい場ではなく、井上陽水さんの「少年時代」や、「星に願いを」といった演奏も交えて終始、和やかな感じ
心地良い気分で、さて園内を回ろうかなと思ったのですが……
花と緑と自然の情報センターの前にあるハート型に飾ったオブジェに親子連れやカップルが引きつけられるのは予想通り。
色が変わるのは良いんだけど、光量が弱くてなんかお化け屋敷みたい。ハートのオブジェはもっと鮮明にライトアップしても良いと思うなぁ。
まぁ、ここはメジャーなスポットやし……と思って、奥に進もうとすると……んんんん? え、池の南西側だけしか入れないのっ!?
そりゃないっすよ……だって、この時期の植物園の魅力って正面ゲート付近じゃなくて、もっと奥でしょう?
向日葵だって咲いているし、芝生広場でビールを飲みながらゆったり寝転んでみたい人だっているやん、渓流沿いにLEDで飾ってもいいじゃないですか。
正面ゲートから大池までの開園なら、魅力半減。実際、ナイトガーデンコンサートが終了したあとはすぐに帰っちゃう方が多いみたいで、狭い開園エリアをウロウロとしている人も、園内に留まって涼んでいる人もわずか。
もったいないなぁ……と思いました。植物園なのに、その植物をライトアップしているのはごくわずか。マグノリアをライトアップしているのがほぼ唯一という状態でしたし、その他は、提灯をずらりと並べているだけ。
提灯で飾るんだったら、縁日のような雰囲気を出して建物内でなく屋台でビールや軽食を出せば良いですし、植物園の自然を活かしたいんだったらライトアップが提灯はあり得ないでしょ……うーん、ちぐはぐすぎて積極的にお薦めできない……ちょっと残念です。
9月には「お月見&ナイトトレイン」というイベントもあるようです。こちらは奥まで回るだろうから、少しは楽しめると思うのですが。
来園者の安全性の確保やら、予算やら色々な要素があるとは思いますが、ぜひ長居植物園の魅力を引き出したイベントを企画して欲しいなぁ、と思いついつい記事アップが遅くなってしまったのでした。
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