イタリアンにフレンチ、本格的なカフェや茶屋と、おしゃれなランチを食べさせてくれるお店も大阪に増えましたが、最近とみに多いのが古民家をリノベーションしたお店。
靱や新町、中崎町と賑わっている中心地からほんの少し離れたところにある民家が改修され、飲食店や雑貨店になっています。
建物が変わって、まちが変わっていくのは本当に素敵ですが、今回おすすめするお店もそんなお店です。
住之江区・北加賀屋は、かつて造船業で栄えました。
時代が変わって、工場跡や空き家が増えたこの地域は、今は旧名村造船所大阪工場跡地をクリエイティブセンター大阪としてアートな町として生まれ変わっています。
船や家屋の廃材で建てられたブリコラージュ建築の「千鳥文化」もそんな場所の一つ。2017年8月に改築され、アート作品の展示スペースにカフェ、バーが併設する素敵なスペースに生まれ変わりました。
ジャークチキン(1羽/¥1,000)
そんな千鳥文化でいただいたランチは、なぜかジャマイカ料理のジャークチキン。
ジャークチキンといってもどんな料理か分からない人が大半だと思いますが、ものすごくざっくりというとスパイスで味付けをして料理する方法のこと。「スパイスチキン」ですね。
スパイスの使い方、スパイスを混ぜた酢や油に漬け込む「マリネード」、ペースト状にした野菜・フルーツとスパイスを使用する「ペースト」など色々とあるようです。こちらのジャークチキンは特製のジャークソースに一晩漬け込んでいます。
スパイスは色々な種類がありますが、ジャークにはオールスパイスとスコッチボネット(ハバネロ)またはチリが欠かせないとのこと。辛すぎるという感じではなく、スパイシーな味わいでご飯のあてになり、それでいて日本の料理とは明らかに違う味わいが良いですね。
一羽(¥1,000)だと結構ボリュームがありますが、ワンプレートにご飯とジャガイモ、サラダもついて、ジャークチキンにはライムを搾って豪快に食べられます。
食後はハンドドリップでゆっくりと入れる珈琲を。朝にはポップオーバーを。
料理を待つ間は退廃感あふれる文化住宅が残されたスペースとその中で現代アートを鑑賞できます。
残念ながら紹介するのが遅くなっちゃって、今はジャークチキンのランチは終わって、お惣菜を選べるランチを始めた模様。栄養バランスを考えたお惣菜のランチは誰でも楽しめますもんね。
ぜひアートなまちとランチを楽しんでください
店名 | 千鳥文化 |
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ジャンル | カフェ |
住所 | 大阪市住之江区北加賀屋5-2-28 |
電話番号 | 06-7505-5189 |
交通手段 | 地下鉄四ツ橋線・北加賀屋駅から徒歩7分 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 火・水曜日 |
サイト | Facebook / Instagram / 食べログ |
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