TAG

SF

  • 2014年11月5日

宵野ゆめ「グイン・サーガ134 売国妃シルヴィア」時代は流れる

栗本薫さんが亡くなられて亡くなられてはや5年。130巻で未完のままで中断したグイン・サーガは五代ゆうさん、宵野ゆめさんという二人の語り手によって引き継がれ、昨年から続巻が出版されるようになりました。 五代ゆうさん、宵野ゆめさんと各一冊ずつ読んでみて、もちろん栗本薫さんとは語り口は違いますが、どちらに […]

  • 2014年10月14日
  • 2014年10月14日

キャラメルボックス「無伴奏ソナタ」嵐の中、圧巻の千秋楽

台風19号が列島を縦断する三連休の最終日。朝からそわそわとしながら、空模様を眺めていました。ほぼ昼前まで青空さえ見えた大阪。もちろん、これから崩れてくるのは分かっている。しかも、同僚は台風対応で出勤していたりする…… でも、それでも、それだからこそ、この芝居だけは観たかったのです。 キャラメルボック […]

  • 2014年9月21日

伊坂幸太郎「死神の浮力」怖いけど怖くない

2004年に第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞した「死神の精度」の続編。 名字に町や市の名前がついた美男、美女で、やたらと音楽に興味を持っていて、話すとなんだかずれている……そんな人を見つけたら、その人は死神かもしれません。 死神は調査部から指示された人物の前に現れ、1週間の調査の後に対象者の […]

  • 2014年3月7日

タイムトラベルな日々:ジャック・フィニィ「愛の手紙」

タイムトラベルな日々。 前回の「クロノス・ジョウンターの伝説」の吹原和彦のように、相手への思いがたっぷり詰まった作品を紹介しようと思ったら、この作品を思い出しました。 ジャック・フィニィの「愛の手紙」 ジャック・フィニィでタイムトラベル物と言えば、代表作の長編小説「ふりだしに戻る」なんですが、「ゲイ […]

  • 2014年3月5日

タイムトラベルな日々:「クロノス・ジョウンターの伝説」

タイムトラベルな日々。 2冊目は梶尾真治さんの「クロノス・ジョウンターの伝説」です。 梶尾真治さんは映画化もされた「黄泉がえり」や、地球が生まれてから現在までの記憶を持つ女性を描いた「エマノン」シリーズなど多数のSF作品を生み出しています。 いくつか時間旅行をテーマにした作品もあるのですが、今回は魅 […]

  • 2014年3月5日

タイムトラベルな日々:K.グリムウッド「リプレイ」

先日、キャラメルボックスの「あなたがここにいればよかったのに」を観劇してきました。 劇団お得意のタイムトラベルを題材にした作品だったのですが、改めてタイムトラベル物が好きやなぁと思った訳でして。 で、ちょっと自己満足的に「タイムトラベルな日々」と称して、好きなタイムトラベル物を紹介してみようかなと思 […]

  • 2013年12月12日
  • 2013年12月12日

グイン・サーガ131「パロの暗黒」:窓が開いた。

誰かがこの物語を語り継いでくれればよい。どこかの遠い国の神話伝説のように、いろいろな語り部が語り継ぎ、接ぎ木をし、話をこしらえ、さらにあたらしくして、いろんな枝を茂らせながら いつもの半分の厚みの130巻の後書きで、著者である栗本薫さんが、新装版の後書きに記した言葉を書かれていました。 当時、栗本薫 […]

  • 2013年8月31日

「貞子3D」があまりにもアレなので、改めて原作小説をお薦めしてみたいと思ったり

先ほど「貞子3D」をTVで見ていたのですが……酷かったなぁ、コレ。 公開当初、当初の「呪いのビデオ」から「呪いの動画」のに興味を持って見に行こうかなと思っていたのですが、なんかコレヂャナイ感の漂うプロモーションに不安を覚え結局見に行きませんでした。 ……正解でしたね。コレ、映画館で見てたらぶち切れて […]

  • 2013年6月13日
  • 2013年6月13日

観劇雑記:Caramelbox「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

“あの時の回答は、あなたの人生にとって、役に立ったでしょうか?” 今年は「ガリレオ」でまた注目を浴びている東野圭吾さん原作の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の舞台化作品を新神戸オリエンタル劇場で観劇してきました。 東野圭吾さんの作品をキャラメルボックスが舞台化するのは「容疑者Xの献身」 […]